点字ブロック発祥の記念碑

2010-03-15 | 社会
点字ブロック発祥の記念碑、岡山市の交差点に 18日に除幕式
 視覚障害者用の点字ブロックが世界で初めて敷設された、岡山市の国道250号交差点に「発祥の地」の記念碑が完成、敷設から43年となる18日に除幕式が行われる。
 点字ブロックは、表面の凹凸で視覚障害者に危険な場所を知らせ、安全なルートに誘導することができる。発明家だった同市の故三宅精一氏が考案。1967年3月18日、岡山県立岡山盲学校に近い国道250号原尾島交差点の横断歩道周辺に計230枚を敷設した。
 記念碑(高さ約1.2メートル)には67年に使われた点字ブロックを埋め込み、隣にブロック誕生の経緯を記した説明板も設置。社会福祉法人岡山県視覚障害者協会が中心となり、企業からの寄付などで集めた約430万円で完成させた。
 自身も視覚障害がある同協会の竹内昌彦理事(65)は「岡山から世界に広がった点字ブロックの歴史を知り、視覚障害者への理解を深めてほしい」と話した。〔共同〕(2010/3/15/16:28)

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