中国、首脳会談に条件「尖閣の問題で一定の条件をのまなければ首脳会談はしないと言っている」-安倍首相

2013-06-29 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法/歴史認識〉

中国、首脳会談に条件=尖閣で譲歩要求-安倍首相
時事通信2013/06/28-22:05
 安倍晋三首相は28日夜のインターネット討論番組で、中国政府が首相と習近平国家主席の首脳会談開催に応じるに当たって、沖縄県・尖閣諸島を絡めた条件を提示していることを明らかにした。
 首相は「尖閣の問題で一定の条件をのまなければ首脳会談はしないと(中国側は)言っている」と説明。具体的な条件は明かさなかったが、「それは間違っている」と中国の対応を批判した。
 首相は中国との関係について「対話のドアは常にオープンにしている」と改善に向けた話し合いに前向きの姿勢を示しているが、尖閣問題で譲歩する考えはないことを改めて明確にした形だ。
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尖閣で譲歩するなら首脳会談 中国側が提示、首相は批判
朝日新聞デジタル2013年6月29日3時1分
 安倍晋三首相は28日、日中関係について「中国側は、尖閣諸島(沖縄県)の問題について、ある一定の条件を日本がのまなければ首脳会談をしないと言ってきている」と述べた。中国側が日中首脳会談実現に、尖閣諸島問題での条件を日本側に提示していることを明らかにしたが、その中身には言及しなかった。
 自民党総裁として参加したインターネットの「ニコニコ動画」での党首討論で明らかにした。首相は、中国側の条件提示について「それは間違っていますよということを我々は言い続けている」と批判。「首脳同士の交流はとても大切だ」としつつ、「なにがなんでも首脳会談をやろうとしてこちらが国益を削っていくのは間違っている」と強調し、習近平(シーチンピン)国家主席との会談の前提として尖閣問題で譲歩する考えはないとの姿勢を示した。
 尖閣問題をめぐっては、今月初めに訪中した野中広務元官房長官が日中で国交正常化に際し領有権の棚上げで合意していたと発言。中国側は評価したが、日本政府はすぐに否定した。
 日中首脳は、昨年5月に当時の野田佳彦首相と温家宝(ウェンチアパオ)首相が会談したが、それ以降、正式な両国間の首脳会談は行われていない。
 *上記事の著作権は[朝日新聞]に帰属します 
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「尖閣譲歩なら首脳会談」中国が条件…安倍首相
 安倍首相は28日、インターネットサイト「ニコニコ動画」番組の党首討論で、沖縄県の尖閣諸島を巡る問題の対立で日中首脳会談が開かれていないことに関連して、「中国側は、尖閣(諸島)の問題についてある一定の条件をのまなければ首脳会談をしない、と言ってきている」と明らかにした。
 そのうえで、「何が何でも首脳会談をやろうとして国益を削っていくのは間違っている」と述べ、首脳会談の機会を得るために安易な譲歩はしない考えを強調した。
 中国側は、首脳会談を行うことと引き換えに、尖閣諸島を巡る領土問題の存在を認めた上で「棚上げ」するよう求めているとされる。
 首相はこの中で、中国側に対して「(条件付けは)間違っていますよ、と我々は言い続けている。そもそもそうした課題があるのであれば、会って話すべきだ」と述べた。
(2013年6月29日09時20分  読売新聞)
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