震災後の容疑者釈放

2011-03-30 | 社会

震災後の容疑者釈放、計31人…福島・郡山でも
読売新聞 3月29日(火)14時32分配信
 東日本巨大地震後、福島地検いわき支部が、福島県いわき市内の複数の警察署で勾留中だった容疑者を処分保留で釈放していた問題で、福島地検は29日、地検本庁と郡山支部でも計19人の容疑者を処分保留で釈放していたことを明らかにした。
 これで釈放された容疑者数は、いわき支部の12人と合わせて計31人。釈放は11~16日で、殺人など裁判員裁判の対象事件となる容疑者は含まれておらず、逮捕容疑は、強制わいせつや覚醒剤取締法違反など。
 福島第一原発では、12日に1号機で、14日に3号機で水素爆発が発生。政府は15日、半径20~30キロ・メートル圏内の住民に屋内退避を求めていた。
 一方、岩手県警は29日、沿岸の4警察署に留置・勾留していた容疑者十数人を地震直後に内陸側の警察署に移送したことを明らかにした。 .最終更新:3月29日(火)14時32分
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強制わいせつ犯ら10人超釈放 いわきの治安は大丈夫?
zakzak2011.03.29
 福島地検いわき支部が、東日本大震災発生後の15日に、逮捕・送検されていた容疑者十数人を処分保留のまま釈放したことが29日明らかになった。
 同支部が釈放したのは窃盗や強制わいせつ、覚せい剤取締法違反などで逮捕された容疑者で、殺人や強盗などの容疑者はいなかったという。同支部側は、震災の影響で捜査に当たる警察官が足りなくなったことや、参考人聴取なども困難になっていることに加え、容疑者への食事も十分にできず、身体の安全を保障できないことを理由としている。
 いわき市は市内の3つの警察署を含め、市のほとんどが福島第一原発から30キロ以上離れている。今回の釈放には、治安維持の面から疑問視する声が警察関係者から上がっていて、市民の間からも不安の声が高まりそうだ。


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