連合赤軍事件、坂口死刑囚の再審請求を再び棄却
１９７１～７２年に計１７人が犠牲となった連合赤軍事件で、殺人などの罪に問われ、死刑が確定した元最高幹部・坂口弘死刑囚（６５）による再審請求の即時抗告審で、東京高裁（出田孝一裁判長）は５日の決定で坂口死刑囚側の即時抗告を棄却した。
弁護人は８日付で最高裁に特別抗告した。
坂口死刑囚は９３年３月に最高裁で死刑が確定。２０００年、「あさま山荘事件」では警察官に対する殺意がなかったなどとして東京地裁に再審請求を申し立てたが、同地裁は０６年に請求を棄却していた。
（2012年3月12日20時01分 読売新聞）
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