松本智津夫被告の死刑判決、東京高裁が異議を棄却
オウム松本被告裁判
地下鉄サリン、松本サリン、坂本堤弁護士一家殺害など13事件で殺人罪などに問われ、1審で死刑判決を受けたオウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫被告(51)側が、2審の控訴棄却決定を不服として異議を申し立てていた裁判で、東京高裁(白木勇裁判長)は、松本被告側の異議を棄却する決定をした。 決定は29日付。 弁護側は最高裁に特別抗告するとみられるが、これが認められなければ、松本被告の死刑が確定する。(2006年5月30日15時55分 読売新聞)