キャンベル国務次官補が５日に訪日 米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の移設問題で

米次官補、５日に訪日へ　普天間移設計画の決断促す方針
asahi.com 2009年11月4日（水）10:30
　【ワシントン＝村山祐介】米国務省のケリー報道官は３日の会見で、キャンベル国務次官補が５日に訪日することを明らかにした。１２日からのオバマ大統領の初訪日に向け、最大の懸案となっている米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の移設問題で、日本側に現行計画の受け入れを改めて促すとみられる。
　報道官は、普天間問題で現行計画の早期実施を求める米政府の立場は不変だとし、「日本との安全保障関係で最善の方法だ」と強調。その上で「（米国と）どのような関係を持ちたいのかは日本側次第だ」と早期の決断を迫った。計画は「完全な透明性を持った形でできたものだ」と述べ、経緯の検証を理由の一つとして先送りを探る日本側の姿勢を牽制（けんせい）した。
【ワシントン＝村山祐介】米国務省のケリー報道官は３日の会見で、キャンベル国務次官補が５日に訪日することを明らかにした。１２日からのオバマ大統領の初訪日に向け、最大の懸案となっている米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の移設問題で、日本側に現行計画の受け入れを改めて促すとみられる。
　報道官は、普天間問題で現行計画の早期実施を求める米政府の立場は不変だとし、「日本との安全保障関係で最善の方法だ」と強調。その上で「（米国と）どのような関係を持ちたいのかは日本側次第だ」と早期の決断を迫った。計画は「完全な透明性を持った形でできたものだ」と述べ、経緯の検証を理由の一つとして先送りを探る日本側の姿勢を牽制（けんせい）した。
　報道官らによると、キャンベル次官補は３、４日のミャンマー訪問の帰途、５日午前に東京に立ち寄り、日本政府関係者と協議。同日午後にはワシントンに向かうという。