カトリック聖歌 典礼聖歌  『毎日のミサ』 2016.6.27

2016-06-27 | 日録

〈来栖の独白〉
 古くて傷んでいたので、昨年、『カトリック聖歌伴奏』の新しい本を購入した。古い方は実家へ置いている。
 日々、カトリック聖歌を弾く。老いた日のために、主は、あらかじめ若いとき、私をミサのオルガン弾きにしてくださったのだと思い知る。カトリック聖歌のメロディが、どれほど今の私を慰め支えてくれていることか、計り知れない。短い、単純なメロディ。文語調の歌詞。心にしっくり響いて、情緒を安定させてくれる。

  

カトリック聖歌
193 かぎりなき 
1.限りなき いつくしみもて
 日も夜も みそなわしたる
 み子の苦しみ
(おりかえし)
 十字架のもとに 忍ばせたもう
 悲しき胸を 氷の剣刺す
 み母嘆きたもう
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 典礼聖歌は、心が引き立つ。歌詞の多くは、旧約聖書からとったものであり、過激!だ。この過激な神が、勝田清孝との日々を守り、支えてくれた。そして、今また私の日々を支え、励ましてくれている。
 私は、日に幾度も云う。祈る。「主よ、ありがとう」「主の愛のうちに生きさせてください」と。

  

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 本日(2016.6.27)のミサ
第一朗読
 アモスの預言(アモス2.6-10、13-16)
6 主はこう言われる、「イスラエルの三つのとが、四つのとがのために、わたしはこれを罰してゆるさない。これは彼らが正しい者を金のために売り、貧しい者をくつ一足のために売るからである。
7 彼らは弱い者の頭を地のちりに踏みつけ、苦しむ者の道をまげ、また父子ともにひとりの女のところへ行って、わが聖なる名を汚す。
8 彼らはすべての祭壇のかたわらに/質に取った衣服を敷いて、その上に伏し、罰金をもって得た酒を、その神の家で飲む。
9 さきにわたしはアモリびとを/彼らの前から滅ぼした。これはその高きこと、香柏のごとく、その強きこと、かしの木のようであったが、わたしはその上の実と、下の根とを滅ぼした。
10 わたしはまた、あなたがたを/エジプトの地から連れ上り、四十年のあいだ荒野で、あなたがたを導き、アモリびとの地を獲させた。
13 見よ、わたしは麦束をいっぱい積んだ車が/物を圧するように、あなたがたをその所で圧する。
14 速く走る者も逃げ場を失い、強い者もその力をふるうことができず、勇士もその命を救うことができない。
15 弓をとる者も立つことができず、足早の者も自分を救うことができず、馬に乗る者もその命を救うことができない。
16 勇士のうちの雄々しい心の者も/その日には裸で逃げる」と/主は言われる。

答唱詩編
 典礼聖歌171①③
 わたしたちは神の民

福音朗読
 マタイによる福音(マタイ8.18-22)
18 イエスは、群衆が自分のまわりに群がっているのを見て、向こう岸に行くようにと弟子たちにお命じになった。
19 するとひとりの律法学者が近づいてきて言った、「先生、あなたがおいでになる所なら、どこへでも従ってまいります」。
20 イエスはその人に言われた、「きつねには穴があり、空の鳥には巣がある。しかし、人の子にはまくらする所がない」。
21 また弟子のひとりが言った、「主よ、まず、父を葬りに行かせて下さい」。
22 イエスは彼に言われた、「わたしに従ってきなさい。そして、その死人を葬ることは、死人に任せておくがよい」。
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〈来栖の独白〉追記
 今朝は、幸運。「古楽の楽しみ」を付けっ放しにしていたら、7時半からの番組で、アルビノーニの「アダージォ」が流れた。アダージォ、久しぶりに聴いた。

    

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