江田法相「死刑=制度としてあることがいいのかどうか考える時期」

2011-01-21 | 死刑/重刑/生命犯

死刑制度、存廃含め検討=江田法相
時事通信 1月21日(金)12時36分配信
 江田五月法相は21日の閣議後の記者会見で、死刑について「(いったん執行すると)取り返しがつかない。制度としてあることが世界中の状況からみていいのかどうかも考える時期に来ている気がする」と述べ、制度の存廃も含めて省内で議論を進めたいとの考えを示した。
 また、法相は「(民主党の衆院選)マニフェスト(政権公約)に基づいて(行政を)行っていくのは当たり前だ」と語り、マニフェストに明記した取り調べの可視化(録音・録画)などの検討を省内で加速させる考えを強調した。
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〈来栖の独白〉
>議論を進めたい
 長年、真に受けた末に、聞き飽きた。
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死刑「欠陥抱えた刑罰」江田五月法相 2011-01-15
 江田法相:「死刑、欠陥抱えた刑罰」 執行命令に慎重姿勢--就任会見
 江田五月法相は14日夜に首相官邸などで開いた就任会見で、死刑制度について「死刑という刑罰はいろんな欠陥を抱えた刑罰だと思う」と述べた。その上で「法定刑に死刑があり、裁判で選択して確定することもある。死刑だけ法相が執行命令するのはどういう意味があるのか、しっかり考えていきたい」と慎重姿勢を示した。
 江田法相は死刑執行について「普通の刑罰なら機械的に執行するが、死刑だけは法相が命令する。国民世論、世界の流れも考え、政治家として判断すべきもの」とした上で、「国民の皆さんが許されざる犯罪にけしからんとなるのはよく分かるが、人には寿命がある。それいけやれいけと執行するのとはやや違うと思う」と述べた。【石川淳一】毎日新聞 2011年1月15日 東京朝刊
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