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美濃加茂市長に藤井氏再選=逆転有罪判決で出直し選-岐阜
岐阜県美濃加茂市で、藤井浩人前市長(32)の辞職に伴う出直し市長選が29日投開票され、無所属の藤井氏が、無所属新人で市民グループ代表の鈴木勲氏(72)を破り、再選を確実にした。市の雨水浄化設備導入をめぐり、現金30万円を受け取ったとして受託収賄罪などに問われ、控訴審で逆転有罪判決を受け上告中の藤井氏が、信任を得た形だ。
公職選挙法の規定に基づき、藤井氏の任期は辞職前の残り期間である6月1日までとなり、5月に任期満了に伴う市長選が再び実施される。在任中に有罪が確定した場合は失職する。
藤井氏は「市長職を続けてもいいかを市民に問わなければならない」と出直し選の意義を強調し、幅広い支持を集めた。鈴木氏は「藤井氏は選挙を私物化している」と批判したが、及ばなかった。
藤井氏は2013年6月の市長選で当時、全国最年少の市長として初当選した。14年6月に逮捕されたが、一貫して無罪を主張。一審の名古屋地裁は無罪としたが、控訴審の名古屋高裁は昨年11月に懲役1年6月、執行猶予3年、追徴金30万円の逆転有罪判決を言い渡した。 (2017/01/29-20:26)
◎上記事は[JIJI.COM]からの転載・引用です
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〈来栖の独白〉
有罪判決とはいえ、それを「市長職を続けてもいいかを市民に問わなければならない」とするのは、些か短絡のように感じるが、藤井氏としては、そうしないではいられなかったのだろう。信じてほしかったのか。
それにしても、怒りを禁じえないのは高裁判決である。村山浩昭裁判長である。有意な若者に一言も発言させず、放逐するに等しい判決文を書いた。胡散臭い裁判官。有罪で確定したなら、命を奪うに等しい。許しがたい。
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◇ 美濃加茂市長 藤井浩人被告に 「破棄自判 有罪」名高裁・村山浩昭裁判長 決定的な証拠がないまま進む裁判 「疑わしきは被告人の利益に」という裁判の鉄則も忘れてはならない
◇ 美濃加茂市長 藤井浩人被告に逆転有罪 浄水設備汚職―名古屋高裁 村山浩昭裁判長 2016/11/28
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◇ 美濃加茂市の課長自殺 2014/9/25 市長藤井浩人被告の収賄事件で聴取
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