「長野3人強殺・死体遺棄事件」主犯格・伊藤和史被告の上告棄却 2016/4/26 死刑確定へ 

2016-04-26 | 死刑/重刑/生命犯

 産経ニュース 2016.4.26 18:15更新
長野一家3人殺害、主犯格の死刑確定へ 「率先して殺害、安易かつ短絡的」と最高裁
 長野市で平成22年、会社経営者の一家3人を殺害したとして強盗殺人と死体遺棄の罪に問われ、1、2審で死刑とされた伊藤和史被告(37)の上告審判決で、最高裁第3小法廷(大橋正春裁判長)は26日、「犯行を提案し率先して3人の殺害に着手するなど、終始犯行を主導した。刑事責任は極めて重大だ」として被告の上告を棄却した。5人の裁判官、全員一致の意見。死刑が確定する。
 弁護側は「被害者による過酷な支配を受け、追い詰められた末の犯行だった」と死刑回避を主張。これに対し同小法廷は「かねてから被害者親子に暴力的扱いを受けるなど、酌むべき事情は相応にある」としつつ、「他の解決策を何ら試みておらず、安易かつ短絡的」と退けた。
 1審長野地裁の裁判員裁判、2審東京高裁はいずれも伊藤被告を事件の首謀者と認定し死刑とした
 判決によると、伊藤被告らは22年3月、当時住み込みで働いていた勤務先の経営者だった金文夫さん=当時(62)=と長男夫婦の計3人を絞殺。現金約410万円を奪うなどして愛知県内に遺体を埋めた。
 事件ではほかに3人が起訴され、1人は死刑1人は無期懲役、1人は懲役18年がそれぞれ確定している。

 ◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です *強調(太字・着色)は来栖
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