マイミクminiさんの日記より
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水爆「ブラボー」 2011年04月23日00:51
◆社長謝罪に避難住民怒りあらわ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1579821&media_id=4
「ブラボー」
アメリカがビキニ諸島沖で行った水素爆弾実験の名前です。 素晴らしいネーミングのセンスですね。
いかに心から戦争を欲している国であるか、よく理解できます。
日本人がアメリカに三回目の被爆をさせられた、第五福竜丸事件の時の水爆実験と言えば分かる人も多いと思います。
なぜ水爆の話から始めたかというと、原発の話に関係があると共に、諸悪の根源が何であるのかを知るきっかけになる事例であると思うからです。
震災直後から、原発に限らず日本が抱える全ての矛盾と問題が、闇の中から一気に噴き出して来ていますが、今に始まった事ではありません。
ニュースになっている個別の問題も、状況に応じて責任追及していく事は必要ですが、そればかりに固執すると本質を見誤り、改善すべき根本的な問題点を間違えます。
我々国民は、被災地の早い復興と発展の為に日本社会の構造的な問題点と、その背景にある闇の力を見抜く知識を持つ必要があります。
戦前、マスコミにより洗脳された国民世論の影響を受けて政治は混迷を極め、軍部の暴走を許し日本は開戦、敗戦、米国による占領統治の道を歩みました。
同じような過ちを繰り返してはなりません。
◆核兵器アレルギーのある被爆国日本に、なぜ原発があるのか。
原発導入のシナリオ ~冷戦下の対日原子力戦略~NHK_1
http://www.youtube.com/watch?v=k0uVnFpGEms
原発導入のシナリオ ~冷戦下の対日原子力戦略~NHK_2
http://www.youtube.com/watch?v=C5gA18Q5UZ0&feature=related
原発導入のシナリオ ~冷戦下の対日原子力戦略~NHK_3
http://www.youtube.com/watch?v=rQuvSIvu6gk&feature=related
◆信じ難い内容ですが、これが本当の日本戦後史の一部です。
原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史
有馬哲夫/著 新潮新書
http://www.shinchosha.co.jp/book/610249/
引用はじめ
指令:讀賣新聞社主ノ正力ト協力シ、親米世論ヲ形成セヨ。
CIA文書が語る「対日情報戦」の全貌!一九五四年の第五福竜丸事件以降、日本では「反米」「反原子力」気運が高まっていく。そんな中、衆院議員に当選した正力松太郎・讀賣新聞社主とCIAは、原子力に好意的な親米世論を形成するための「工作」を開始する。原潜、讀賣新聞、日本テレビ、保守大合同、そしてディズニー。正力とCIAの協力関係から始まった、巨大メディア、政界、産業界を巡る連鎖とは――。機密文書が明らかにした衝撃の事実。
引用おわり
テレビと新聞、博覧会で国民を洗脳し、反核運動から親米、原子力賛成へ世論を誘導した正力の部下の一人は、最近他界されました。
◆唖蝉坊の日記 氏家斎一郎氏逝去に思う
http://d.hatena.ne.jp/k1491n/20110329/1301376820
引用はじめ
このブログで氏家氏が「旭日大綬章」の折りにも触れましたが、彼はNHKの番組に出て、大衆とテレビ制作現場を愚弄する発言をしていました。「テレビなんてものは、小難しいことを言ってはだめ。夜仕事から帰って缶ビール一本のんで野球を楽しむ、或いはお笑い芸人がばかなことをやって笑わせる。そして、ああよかった!世の中には俺より馬鹿が居る。といって安心し、また翌朝早く起きて仕事に行く。テレビとはそういうものです」また「番組を作っているスタッフ?あれはみんな消耗品ですよ、代わりは幾らでも居ます」と言い放っていました。
引用おわり
セリーグ開幕の「こんちくしょう」発言で最近話題になったお方は、正力の権力を継承し、現役として影響力を行使されています。
ここから下の資料は、出来れば全て見て欲しい内容です。
津波による全電源停電の危険性は国会議員によって、以前から警告されていました。
吉井議員も読売の原子力平和利用展がきっかけで京大の原子核工学に進んだそうです。
4分40秒くらいから原子力施設の安全性について驚き発言の連続です。
INsideOUT4/6(水)「原発事故『想定外』政府の言い訳は通用しない!!」2/3
http://www.youtube.com/watch?v=AFHOL0Xpb1w&NR=1
これでは安全性の監視は無理です。
年収は推定2000万円~5000万円+退職金。無責任な官僚の豊かな老後と引き替えに、国民がモルモットにされている。
My News Japan
経産官僚10人が電力会社天下り 官業癒着で機能しない監視体制
http://www.mynewsjapan.com/reports/1416
低レベル廃棄物管理に300年。高レベルは100万年。
死の灰を無力化する技術はなく、広島原爆120万発分の廃棄物が国内に溜め込まれたまま。
◆原発Nチャンネル13 放射能廃棄物の問題(2ー1)小出裕章.
http://www.youtube.com/watch?v=jPNQq0K4O_A&NR=1
◆原発Nチャンネル13 放射能廃棄物の問題(2ー2)小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=rYuGGyXU_5g&NR=1
◆原発Nチャンネル14 原発なしでも電力足りてる 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=PLJVLul6Wz0&NR=1
◆NHKで放送予定だったのが、企業と官僚の圧力で放映中止になり、海外で放送されたものだそうです。
・隠された被爆労働〜日本の原発労働者1
http://www.youtube.com/watch?v=92fP58sMYus
・隠された被爆労働〜日本の原発労働者2
http://www.youtube.com/watch?v=pJeiwVtRaQ8&feature=related
・隠された被爆労働〜日本の原発労働者3
http://www.youtube.com/watch?v=mgLUTKxItt4&feature=related
外国の事故は正しく報道する不思議なNHK。
◆核保有国の都合で発表を行うIAEAの実態を垣間見ることが出来ます。
・汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~1_5.avi
http://www.youtube.com/watch?v=PHeq8TfSRBM&feature=related
・汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~2_5.avi
http://www.youtube.com/watch?v=8hXmoNuJHKs&NR=1
・汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~3_5.avi
http://www.youtube.com/watch?v=Fgx1mcUgHnA&feature=related
・汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~4_5.avi
http://www.youtube.com/watch?v=BiFTMaApEpw&NR=1
・汚された大地で ~チェルノブイリ 20年後の真実~5_5.avi
http://www.youtube.com/watch?v=ZK7T6BDiB1c&NR=1
◆総括原価方式により、架空の電力ニーズと施設が作られるそうです。
・「エネルギー問題」編 未来バンク事業組合理事長 田中 優 氏
http://www.youtube.com/watch?v=Myl5Cf4bm3Q&feature=player_embedded
総括原価方式とは原価が大きければ大きいほど利潤が大きくなる仕組みです。
ヤードスティック方式も解説されています。
よくわかる原子力 原子力教育を考える会
http://www.nuketext.org/mondaiten_cost.htm
「原子力+揚水」でみれば、最も高い電源であり、 電力料金を通じて支払われている電源開発促進税を主財源とする財政費用は、原子力が最も高いそうです。
◆原子力政策大綱見直しの必要性について─費用論からの問題提起─
2010年9月7日 立命館大学国際関係学部 大島堅一
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2010/siryo48/siryo1-1.pdf
原子力政策大綱見直しの必要性について語っていますが、ちょっと長いです。
上の資料説明は13分ごろから始まります。原子力開発に関する嘘、偽り、利権の実態がてんこ盛りです。
1時間7分過ぎから、計画停電の本当の理由と発送電分離、電力の自由化の必要性が語られます。
東西の周波数の問題のみならず、9つの電力会社は電力を融通しあう送電システムがほとんどない。全体で見れば原発はすべて止めても問題ない発電能力はあるけれど、各電力会社がそれぞれの利益の為に融通送電線をほとんど作っていないそうです。
原発がなくなって困るのは国民ではなくて、総括原価方式によって利益を独占している電力会社ということです。
全ては既得利権が原因です。
◆大島堅一インタビュー
iwj7 04/11/11 12:20AM
http://www.ustream.tv/recorded/13923515#utm_campaigne=synclickback&source=http://sun.ap.teacup.com/souun/4392.html&medium=13923515
◆結局、みんな既得権益層に洗脳されて搾取されているんですね。
日本の歴史では幕末から、それら勢力の背後に必ず欧米諸国の影があり、戦後は特にアメリカがいます。
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こどもたちに被曝を強いる政府 小出裕章
2011年4月20日(水)、毎日放送ラジオ(MBS)のたね蒔きジャーナルに小出裕章氏が出演されました。いつもの京大原子力実験所の小出先生のコーナーでは、昨夜発表された幼稚園・保育園などに屋外活動の制限などについて伺います。
今回も、小出氏出演部分を録音して公開してくださっている方がいます。原発の推進に責任が全くないこどもたちに被曝を押し付ける状況になっていることに関して、小出氏は声を震わせながら語られています。
福島第一原発事故:小出裕章
以下、要約
・(文科省が福島県内の保育園、幼稚園や小中学校を普通に利用する際の限界を1時間あたり3.8マイクロシーベルトと定めたが?)驚いた。普通私たちが生活している環境では0.05マイクロシーベルトが普通。その80倍。
・(年間で20ミリシーベルトという基準で算出したものだが?)その前提がとてつもなく高すぎる。一般の日本人は法律で年間1ミリシーベルトしか被曝してはいけないと決まっている。それをいきなり20倍にする権限が誰にあるのか不思議に思う。こどもは特に放射能に敏感であるのに、そういう基準を押し付けるやり方がなぜ許されるのか分からない。
・(基準値を超える学校や園については屋外活動を1時間以内に抑えるとしているが?)被曝はあらゆる意味で危険。少しでもそれなりの危険がある。こどもは外で遊ぶべきで、砂場で泥まみれになるのがこども。外に出るなというのは異常。それほどの状況が生じている。
・(うがいや窓閉めが奨励されているが、役立つか?)1時間あたり3.8マイクロシーベルトと言っているのは外部からの被曝を想定している。放射性物質を身体に取り込むのはもっと大きな被曝になる。口から取り込んだり吸い込むことは当然避けるべき。従い、よく洗う、うがいする、着替える、窓を閉めるということはやるべき。ただ、そんな状態にしたのは誰かというと、国=政府。その政府が自身の責任を一切表明せずにこどもたちに被曝を強制するというやり方には納得できない。
・(6?9ヶ月で事故を収束させるという工程表を元にして今回の基準が定められたとしたら、事故の今後の推移次第で変わる?)事故が拡大したり、汚染区域が拡大する可能性はある。もしかしたら20ミリシーベルトと基準さえ反故にされるかもしれない。
・(こどもだけ疎開することも考えたほうがいいか?)被曝は微量でも危険。放射線に敏感なこどもに限っては、被曝を少なくする方策が必要。ただし、こどもだけ避難、疎開ということをすると家庭が崩壊する。その重荷もある。その重さをどのような尺度で測ればいいのか、分からない。ただ、被曝を避ける方向で行政も含めて考えるべき。
・(警戒地域ということで強制的な立退きが発表されているが?)家、ふるさとから立ち退きたくない人は必ず出てくる。チェルノブイリでもお年寄りを中心としてそういう方々がいた。福島でもそういう方々がいたら、その支援は行政の責任。生活インフラや医療など生活を保証する。ただしものすごい汚染地域は逃げてほしい。
・(20ミリシーベルトは計画的避難地域の前提となる基準だが、その設定自体に疑問?)政府自体が追い詰められている状況。原子力を許してしまった日本の大人の責任として向き合わなければいけない。でも、こどもたちは守らなければならない。
・(強制立ち退きをする際は、支援の政策とセットですすめるべき?)そうだ。説明も行政の責任。
・(日給3万円で福島原発で働かないかという話が専門外の建設業の人たちに来ているが、爆発の危険は?)東電は1号機は水素爆発の危険があるとしていて、それを防ぐために窒素を注入している。2号機、3号機については何も作業が行われていないが、これも爆発の可能性はある。これまで爆発の危険はあまりないと思っていたが、あると思っておかなければならない。
・こどもたちの被曝を避ける策を出したいが、本当にどうしたらいいか分からない。大人は知恵を絞って策を出さないといけない。