国民から憲法改正(国民投票)の権利奪うな 憲法論議、国会運営の駆け引きや政敵批判に利用されている 安倍晋三首相 2018/9/1

2018-09-03 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法/歴史認識〉

 産経ニュース 2018.9.2 05:01更新
【阿比留瑠比の極言御免】国民から憲法改正の権利奪うな インタビューで強調した安倍晋三首相
 「国民には貴重な一票を行使していただきたい。国民が(憲法改正の是非を問う)国民投票をする権利を奪うことは、国会のサボタージュ(怠業)となる」
 安倍晋三首相は、1日の産経新聞のインタビューでこう強調した。現行憲法が施行されて71年余がたつが、国会はいまだに一度も憲法改正の発議をしておらず、国民は固有の権利をいまだに行使できずにいる。首相はそうした不正常な現状に対し、改めて問題意識を表明したといえる。
 憲法は改正条項(96条)を備えており、社会の必要や時代の要請に応じた改正を当然の前提としているにもかかわらず、国会審議は遅々として進んでいない。
 ここ数年にわたり、野党からは「安倍政権の間は憲法改正の議論はできない」との意味不明な主張が繰り返し聞こえる。だが、国の根幹をなす憲法の議論を、属人的な理由や単なる好悪の情で忌避してどうするのか。首相は、そうした無責任な態度をこう牽制した。
 「安倍晋三が嫌だとかではなくて、議論すべきは、憲法のどの条文をどういう必要性があって変えるかということのみだ」
 国民の権利や国の義務にもかかわる憲法の論議が、国会運営の駆け引きや政敵批判の材料に利用される現状にも警鐘を鳴らした。
 「それ(憲法の議論)が政局のために、この政権を倒すとか自分たちが政権を取るということで行われるのは避けるべきだ」

 産経ニュース 2018.9.3 11:41更新
安倍晋三首相、自衛隊幹部らに訓示 「誇り持ち活動できる環境整備」

 
 自衛隊高級幹部会同を前に、栄誉礼を受ける安倍首相。左は小野寺防衛相=3日午前、防衛省(代表撮影)
 安倍晋三首相は3日午前、防衛省で行われた自衛隊高級幹部会同に出席し、「全ての自衛隊員が強い誇りをもって任務を全うできる環境を整えることは、今を生きる政治家の責任だ。私はその責任をしっかり果たしていく決意だ」と述べた。首相は憲法9条に自衛隊を明記する自民党憲法改正案を秋の臨時国会に提出する方針を示しており、あらためて決意を示した格好だ。
 首相は訓示で「サイバー空間や宇宙空間、電磁波など新たな領域で優位性を保つことがわが国の防衛に死活的に重要になってくる」と指摘した。年末に予定する防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」見直しに関し、「今後のわが国の防衛政策の確固たる礎となるよう全力を尽くしてほしい」と述べた。
 また、自衛隊による西日本豪雨などの救助活動に触れ、「自衛隊は被災された皆さんに寄り添い、心の支えとなった。今後ともリーダーたる諸君が先手先手で事にあたっていくことを期待している」と述べた。

 ◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です
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憲法改正案「次の国会提出へとりまとめ加速すべき」安倍晋三首相 長州「正論」懇話会で講演 2018/8/12
【憲法改正推進本部の全体会合】改憲を訴えても票にならない 関心薄い自民 参加は2割以下 2017/7/5
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