古楽の楽しみ 2017.3.20~21 〈来栖の独白〉私の心の支えはお父さん

2017-03-20 | 日録
中世・ルネッサンスからバロックまで、古楽の世界をくまなくご紹介。

20日月曜 
NHKFM 午前6時00分~ 午前6時55分
- 宗教改革とルターにちなんだバッハのカンタータ -(1)
「前奏曲とフーガホ短調BWV548」バッハ:作曲,(オルガン)モード・グラットンほか

「前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548」
バッハ:作曲
(オルガン)モード・グラットン
(13分21秒)

「カンタータ 第79番“主なる神は日なり、たてなり” BWV79」
バッハ:作曲
(ボーイ・ソプラノ)デトレフ・ブラチュケ、(カウンターテナー)ポール・エスウッド、(バス)マックス・ファン・エグモント、(合唱)ハノーバー少年合唱団、(合唱)コレギウム・ヴォカーレ、(合奏)レオンハルト合奏団、(指揮)グスタフ・レオンハルト(15分35秒)

「カンタータ 第192番“いざやもろびと、神に感謝せよ” BWV192」
バッハ:作曲
(ソプラノ)ジモーネ・ケルメス、(バス)マティアス・ヴァイヒェルト、(合唱)ライプチヒ聖トーマス教会聖歌隊、(合奏)ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン、(指揮)ゲオルク・クリストフ・ビラー
(12分19秒)

「コラール“神はわがやぐら” BWV720」
バッハ:作曲
(オルガン)トン・コープマン
(3分39秒)

「コラール“神はわがやぐら” BWV302」
バッハ:作曲
(合唱)スイングル・シンガーズ
(1分12秒)
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3月21日火曜 
NHKFM 午前6時00分~ 午前6時55分 
- 宗教改革とルターにちなんだバッハのカンタータ -(2)

  • 「カンタータ第2番“ああ神よ、天からご覧ください”BWV2」
    バッハ:作曲
    (ソプラノ)ザラ・ヴェゲナー、(カウンターテナー)ベンノ・シャハトナー、(テノール)セバスティアン・コールヘップ、(バス)トーマス・バウアー、(合唱)コルス・ムジクス・ケルン、(合奏)ダス・ノイエ・オルケスター、(指揮)クリストフ・シュペリング
    (16分27秒)

    「“ああ神よ、天からご覧ください”BWV741」
    バッハ:作曲
    (オルガン)クリストフ・アンゼルム・ノル
    (5分10秒)

    「カンタータ第14番“この時に、神がわれらとともにおられなかったら”BWV14」
    バッハ:作曲
    (ソプラノ)リュディア・トイシャー、(カウンターテナー)ベンノ・シャハトナー、(テノール)ダニエル・ヨハンセン、(バス)ダニエル・オホア、(合唱)コルス・ムジクス・ケルン、(合奏)ダス・ノイエ・オルケスター、(指揮)クリストフ・シュペリング
    (16分01秒)

    「“われらはキリストをたたえまつる”によるフゲッタ BWV696」
    バッハ:作曲
    (オルガン)トン・コープマン
    (1分08秒)

    「“主キリスト、神のひとり子”によるフゲッタ BWV698」
    バッハ:作曲
    (オルガン)トン・コープマン
    (1分15秒)

    「“イエス・キリストよ、賛美を受けたまえ”によるフゲッタ BWV697」
    バッハ:作曲
    (オルガン)トン・コープマン
    (1分01秒)

    「“天からくだって”によるフゲッタ BWV701」
    バッハ:作曲
    (オルガン)トン・コープマン
    (1分40秒)

    「“神の子は来たりたまえり”によるフゲッタ BWV703」
    バッハ:作曲
    (オルガン)トン・コープマン
    (0分53秒)

    「“きたれ、異邦人の救い主よ”によるフゲッタ BWV699」
    バッハ:作曲
    (オルガン)トン・コープマン
    (1分10秒)

  ◎上記事は[古楽の楽しみ]からの転載・引用です
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〈来栖の独白〉
 月曜から金曜まで、毎朝聴く「古楽のたのしみ」。チェンバロ、オルガンといった楽器も好きなら、バッハなどの宗教音楽も楽しい。
 母の人生とともに振り返る、私の来し方。いつの間にか母に似て、音楽とともに生きてきた。神に感謝。
〈追記〉
 今朝、ハナニラが清らな花を咲かせているのを発見。そんな季節になった。毎年、心惹かれる花。

   

 本日の中日新聞「くらしの作文」は、大府市の小島みつ子さん「心の支え」。毎朝、パンと珈琲、サラダに添えて!新聞を読むのが私の楽しい日課だが、いつものように小説『影ぞ 恋しき』(葉室麟)を読み、上欄に目をやる。と、そこに小島みつ子さん(88歳)の作文。以下のように書かれていて、身につまされた。年齢(現状)は異にするが、気持ちは私と同じ。以下。 

 最愛の夫は認知症です。昨年6月に徘徊が始まり、深夜に高いところから落ち、膝の手術、リハビリ、今は施設に入所し、車いす生活です。
 夫は私に「お母さんが好き、大好きだよ」と言ってくれていました。優しく、こまめな人でしたので、私は気楽さに慣れ、自立できないまま、一人暮らしとなりました。どう暮らしていってよいやら、いまだ自問自答の毎日です。
 毎週、息子と施設に行きます。先日、「今どこに住んでいるの」と私に尋ねました。「お父さんのいない家で、一人寂しく過ごしています。これからどう暮らしていったらよいか、お父さん教えて」と問い掛けました。
 しばらく私の顔を見つめ「ごめんなさいね」と言いました。私は夫にすがって思い切り泣きたかったです。
 今秋で結婚64年目になります。今までの当たり前の生活が、どんなに幸せだったか、身に染みて思います。
 施設の夫は穏やかで、夢の世界にいるようです。私の89歳の誕生日も間近です。「お母さん好き、大好きだよ」と言ってください。
 桜吹雪の舞うころは、お父さんの92歳の誕生日。「お父さん好き、大好きだよ」と語りかけたいと思います。私の心の支えはお父さん。笑顔の夫に会いたい。 *強調(太字)は来栖

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「古楽の楽しみ」と「音楽の泉」 2017.2.6
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