裁判員選任を辞退 「島田事件」再審無罪の赤堀政夫さん

2012-11-16 | 裁判員裁判/被害者参加/強制起訴

裁判員選任を辞退 「島田事件」再審無罪の赤堀さん
日本経済新聞2012/11/16 1:22
 1954年に静岡県島田市で女児が殺害された島田事件で死刑が確定し、再審の結果、89年に無罪となった赤堀政夫さん(84)=名古屋市=が15日、支援者と記者会見し、裁判員の候補者に選ばれたが、辞退したことを明らかにした。
 殺人容疑とは別の窃盗容疑で逮捕され、自白を強要された経験を持つ赤堀さんは、取り調べの全面的な録音・録画(可視化)などが実現してないことを指摘。辞退を伝えた文書には、裁判所は信用できないなどと記入したという。
 赤堀さんを介護する女性によると、10月上旬、覚せい剤取締法違反の裁判員裁判について、裁判員選任手続きへの呼び出し状が名古屋地裁から赤堀さんに届いた。
 裁判員法では、70歳以上の人は裁判員を辞退できると定められている。〔共同〕


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