鈴木宗男氏 満期を待たずに年内保釈の可能性か

2011-05-22 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア

〈来栖の独白〉
 アジア太平洋資料センター(PARC)が実施している「PARC自由学校」によれば、【15.検察は「正義」か?】の講座2011年12月に、日程調整中ながら、「刑期を終えて私が語りたいこと」とのタイトルで、講師として、鈴木宗男氏(新党大地代表、前衆院議員、現在栃木県の喜連川社会復帰促進センターで受刑中)の名がある。
http://www.parc-jp.org/freeschool/2011/pdf/fs_2011_all.pdf
 満期を待たずに保釈の可能性があるということか。満期なら来年5月ごろ出所予定のはずだ。
 ホリエモンも確定し、閉塞感に心腐らせる私に、やっと少し、小窓が開いた感じだ。


ムネオ日記「それでは行って参ります。私は元気です。私はへこたれません2010-12-08 | 政治/検察/メディア/小沢一郎 
ムネオ日記
2010年12月6日(月) 鈴 木 宗 男
 昨夜は鈴木家全員で家内の手作りの夕食。何とも言えぬ格別な味がした。
 孫の元気な姿が神々しく見える。
 いよいよ収監の日、家内は私の大好物をしっかり用意してくれる。
 娘とたわいのない会話をしながら一緒に明治神宮に向かう。厳粛な気持で「真実が明らかにならなかった悔しさ無念さを正直に思いながら、国家の安泰と世界平和」を祈念する。見事な天気のもとで参拝し心洗われる思いである。
 多くの人から「身体に気をつけて」と、電話・FAXが入る。かけがえのない素晴らしい凄い後援者にめぐまれ感謝の気持で一杯だ。
 松山千春さんから「ムネオさん胸を張って堂々と行って下さい。足寄が故郷の我々はどこまでも一緒です。居ない間のことは心配しないで任せて下さい」と励ましを受ける。私にとって一番の「お告げ」であり、精神安定剤である。
 松山千春さんはじめ北海道・全国の後援会、新党大地の皆さんしばらく留守をしますがどうぞ宜しくお願い致します。
 それでは行って参ります。私は元気です。私はへこたれません。私には心ある人が付いています。お目にかかれる日を楽しみにしています。ごきげんよう。
〈来栖の独白〉2010-12-08
 こんなひどい濡れ衣を着せられ、そのため失職させられても、正義を離さず、人への温かい思いやりと感謝を忘れずに生きる人がいる。国の平和を祈念する人がいる。
 小沢一郎氏と同様に宗男氏も、年齢を考えるなら、1年半ほどの期間が空しくてならない。取り返すことの出来ない損失である。国の大きな間違いに、怒りが込み上げる。

鈴木宗男氏収監②/冤罪なのに選挙民が選んだ代議士をこんな簡単に失職させてよいのか
鈴木宗男氏収監①「これからも権力と闘う」/暴走する検察 東京地検特捜部の惨憺たる内情 

検察は行政の一部である。次の法務大臣は、冤罪の構図を徹底的に検証すべきである2010-09-15 
 2010年9月15日(水) 鈴 木 宗 男
 民主党大会終了後、小沢先生から電話があった。弾んだ声で元気いっぱいだった。まだまだ期するものがあるという気迫が感じられた。その声に安堵したものである。
 10時から「取調べの全面可視化を実現する議員連盟」の第13回会合に出席。
 10日に判決のあった村木厚子元厚労省局長の弁護人を務めた弘中惇一郎先生が、検察の調書の取り方、暴走について話す。
 続いて私が、「取調べの全面可視化を是非とも実現して戴きたい。私の活動はもう何日かしかない」と、出席議員の皆さんに心からの魂の訴えをさせて戴く。
 発言の機会をつくってくれた川内博史会長、辻恵事務局長はじめ、役員の皆さんに心から感謝したい。
 新聞を整理していると、9月12日付東京新聞「こちら特報部」の「本音のコラム」に、山口二郎先生の記事を見つける。多くの人の声を代弁していると思うので、読者の皆さんにお知らせしたい。
本音のコラム 裁判と政治
 9月8日、最高裁判所は鈴木宗男議員の上告を棄却し、実刑判決が確定した。9月10日、大阪地裁は郵便不正事件で起訴された厚労省の村木厚子氏に無罪を言い渡した。二つの裁判に直接のつながりはない。それにしても、鈴木氏の上告棄却のタイミングがきわめて作為的だと感じるのは、勘ぐりだろうか。
 検察がしばしば事件を捏造し、無実の人の罪に陥れることは、近年明らかになった冤罪事件が物語っている。村木氏の事件も、検察の歴史に汚点を加えることになるのだろう。鈴木氏の事件についても、検察の主張が事実なのかどうか、裁判の場で徹底した審理を行うべきであった。
 鈴木氏に連座する形で背任罪に問われ、有罪が確定した佐藤優氏の書物を読むと、検察が事実に基づいて適正な捜査を行ったとは、私には思えない。
 民主党代表選挙で小沢一郎氏が勝てば、検察や裁判所に対する政治からの風当たりが強くなることが予想される。最高裁はそれを察知して、厄介な案件を片づけたのではないか。鈴木氏の有罪確定は、裁判所が本来果たすべき役割を放棄した結果だと、私は思う。 裁判所に政府が介入することはできない。しかし、検察は行政の一部である。次の法務大臣は、冤罪の構図を徹底的に検証すべきである。(9月12日付東京新聞25面)
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 アジア太平洋資料センター(PARC) 
堀江貴文氏への重すぎる実刑確定と、それでも止まらない大手メディアの“社会的リンチ”2011-05-20 | 政治/検察/メディア/小沢一郎


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