民主党岩手県連 階猛氏が黄川田徹氏に替わり県連代表に就任

2012-10-14 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア

階氏が民主県連代表に就任
岩手放送 IBC NEWS (2012年10月14日 19:06 更新)
 民主党県連の臨時大会がきょう盛岡で開かれ、黄川田徹氏に替わり階猛氏が県連代表に就任しました。
 民主党県連の臨時大会には、県選出の国会議員のほか県議会議員や党員も出席。民主党を離党し「国民の生活が第一」支持を表明している達増知事も、来賓として招かれました。きょうは党の規約で、大臣や副大臣は都道府県連の代表を兼務できないため、復興副大臣に就任した黄川田氏に替わり、階氏の県連代表就任が提案され、満場一致で可決されました。階氏は「政権政党であることが我々の強み」と、次期総選挙へ向けての決意をにじませました。
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小沢の恐ろしさ 「国民の生活が第一」衆院選岩手3区に佐藤奈保美氏 ~民主残留 黄川田徹氏に刺客 2012-10-12 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア 
 「生活」が佐藤奈保美氏を擁立へ
 IBC NEWS 岩手放送(2012年10月11日 17:17 更新)
 「国民の生活が第一」は次期衆院選の岩手3区に、一関市で温泉旅館を経営する、佐藤奈保美氏を擁立する方針であることがわかりました。
 一関市厳美町の祭畤温泉かみくら社長、佐藤奈保美氏46歳は一関市大東町在住で、自由党などに所属した菅原喜重郎元衆議院議員の二女です。国民の生活が第一は次期衆院選に向け、岩手1区と3区の候補を今月中にも擁立する方針で、3区については岩手・宮城内陸地震で被災し、東日本大震災では避難所生活者の受け入れなどに取り組んだ佐藤氏に白羽の矢を立てました。佐藤氏はIBCの取材に対し、「父が元気なうちに代弁者とならなければ」と意欲を示し、国際競争力の低下など日本の現状の問題点を指摘しています。岩手3区には民主党現職の黄川田徹氏、自民党の新人、橋本英教氏、共産党の新人、菊池幸夫氏が立候補を予定しています。
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<3区>被災地は復興を誰に託す
 9月30日夕、東京に向かう新幹線の車中にいた民主党現職の黄川田徹の携帯電話が鳴った。藤村官房長官からだった。
 「復興担当の副大臣をお願いしたい」
 藤村の打診に、黄川田は「党代表選では(野田首相を支えず)鹿野(道彦前農相)さんを推したが、復興はやらなければならない」と応諾した。
 副大臣就任を受け、事務所は「公務で忙しくなるから」と、平日の予定のキャンセルに追われている。陣営幹部は「被災地で祝福の言葉をかけられた」と、選挙に向けた手応えを語った。
 陸前高田市出身の黄川田は、震災の津波で両親と妻、長男を亡くした。黄川田が自ら家族の被災を口にすることは少ないが、「選挙では一種の『同情票』が集まるだろう」と分析する向きもある。
 黄川田にも不安材料はある。3区内の自治体の多くは、中選挙区時代に新党「国民の生活が第一」代表の小沢一郎が地盤としていた旧岩手2区に含まれる。黄川田の後援会は、小沢の支持基盤を母体としているのだ。「生活」は対抗馬の擁立を検討中で、黄川田周辺は「得票が減るのは覚悟している」と、小沢側の出方をうかがう。
 「一関の経済発展が沿岸の復興につながる」
 こう訴えて一関市内での活動に注力するのが、自民党新人の橋本英教だ。
 橋本は大船渡市の実家が津波で流された。震災直後からボランティアに汗を流し、昨年の県議選では、親しい候補の応援で仮設住宅の支持者回りに集中した。現在は有権者の4割が住む一関市に照準を合わせている。
 次期衆院選は3度目の国政挑戦だが、黄川田と小沢系候補の対立を見越し、「自民党の支持層をしっかり固めれば勝てる」と自信ものぞかせている。
 10月1日午後、一関市内の道路沿いにポスター20枚を貼って歩いた橋本は、通行人に「小沢さんのところが分裂してる今がチャンスです」と頭を下げた。
 一方、共産党新人の菊池幸夫は、経済や外交政策で持論を展開している。
 誰に復興を託すのか。選択の時が近づいている。(敬称略)
(2012年10月5日 読売新聞)
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「小沢王国」に挑む 反旗翻した飼い犬たち=階猛/黄川田徹のもとに届いた小沢氏の妻和子夫人からの手紙 2012-08-21 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア  
民主残留組に対立候補=小沢氏
2012年8月20日21:06 JST
 新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表は20日の記者会見で、次期衆院選への対応に関し、消費増税関連法案の採決で造反しながら民主党にとどまった階猛(岩手1区)、黄川田徹(同3区)両氏の対立候補を擁立する方針を明らかにした。
 小沢氏は「民主党に残っているということは、われわれが政権交代で唱えた約束をほごにして増税に走ることを是とした人たちだ」と階氏らを厳しく批判した。[時事通信社]
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「小沢王国」に挑む 反旗翻した「飼い犬」たち
産経ニュース2012.8.16 22:14
 7月29日、東日本大震災の傷痕が残る岩手県陸前高田市の市役所仮庁舎は、日曜日にもかかわらずにぎやかだった。
 仮庁舎では財務相、安住淳が地元市議らの陳情を受けていた。安住の隣に座るのは同市出身の衆院議員、黄川田徹。黄川田は、安住が予算要望に「わかりました」と前向きに応じるたびに静かにうなずいた。
 陳情を聞き終えた安住は去り際、こう言い残した。
 「黄川田さんは大変難しい決断をしてくださり、ありがたい。私たちも黄川田さんを支えたい」
 「大変難しい決断」-。安住が指摘したのは、黄川田が長年行動をともにしてきた元民主党代表、小沢一郎とたもとを分かったことを指す。黄川田は小沢が旗揚げした「国民の生活が第一」に参加しなかった。
 黄川田の「決断」に応えるかのように、岩手3区には閣僚や民主党幹部が頻繁に入る。首相、野田佳彦も「生活」結成から3日後の7月14日に3区入りした。
 「小沢家と黄川田家は、双方の父の代から50年以上の付き合いだ」
 黄川田は今でも、小沢との深い関係を強調する。大震災の津波で両親、妻、長男、秘書の5人を亡くした黄川田の仮設住宅を今年4月に訪れ、家族の位(い)牌(はい)を拝んでくれたのも小沢だ。そのとき、黄川田は小沢から総務副大臣の辞任を求められ、これに応じている。
 その黄川田が今回なぜ、小沢に背いたのか。
■小沢夫人の手紙
 家族4人の初盆を迎えたころ、黄川田のもとに香典を添えた便箋2枚の手紙が届いた。小沢の妻、和子からだった。
 お悔やみの言葉から始まり、被災地の現状を案ずる言葉や激励の言葉などがつづられ、どれもこれも黄川田の心に響いた。さらにこんな一文もあった。
 「大変な状態でも政局や権力闘争をする人はいるが、黄川田さんは頑張ってほしい」
 黄川田はこの言葉の意味をかみしめた。「地元の復興対策よりも永田町の政局を優先している」。夫人は小沢をこう批判しているかのようだ。黄川田も「小沢先生は、権力争いでなく副総理にでも手を挙げてほしいのに…」と考えていた。
 総務副大臣の辞任も断腸の思いだったのに、野党になれば復興に直接関与するのも難しくなる…。被災自治体の復興計画がまとまりはじめ、「今は政局より復興が最優先」と判断した。
 しかし、小沢の「恐ろしさ」は、黄川田自身が肌で知っている。
 平成12年の衆院選。小沢は、自由党を去り保守党結成に参加した当時の衆院議員、佐々木洋平を徹底的に潰した。そのときの刺客がほかならぬ黄川田だった。
 そして今、小沢の牙が自分に向けられようとしている。「生活」県連幹部の県議、佐々木順一は、黄川田に刺客を向ける可能性を示唆している。3区内の県議、市議の一部も「生活」に移り、黄川田を脅かす。
■知事自ら刺客?
 「小沢さんにしてみれば、飼い犬に手を噛まれたような気分かと思います。今後、私に対して厳しい態度で臨まれるでしょう」
 黄川田と同じく民主党にとどまった岩手1区選出の衆院議員、階猛はブログで、これからの覚悟をにじませた。1区では、小沢らに目立たぬよう街頭演説を避け、2、3人とのミニ集会を通じて支持者との関係維持に腐心している。
 1区の民主県議4人は全員残留し、支持母体の連合岩手も「生活」を支持しない方針という。それでも、小沢が「飼い犬」を放置するはずがない。
 佐々木順一は7月30日、岩手県知事、達増拓也との関係について「次期衆院選で同一歩調を取りたい」と表明した。階の前任者である達増が刺客となる可能性が出てきたのだ。
 達増は知事職を続ける意向を示しているが、「小沢氏の指示であれば刺客になるのもためらわないだろう」(民主岩手県議)との見方もある。しかも、階の支持者の多くは達増の支持者だ。達増と階が激突すれば、支持者はどっちにつくのか-。
 岩手県議会で「生活」は民主、自民に次ぐ第3会派となった。しかし、民主と自民が共闘すれば「小沢王国」は崩壊の危機にひんする。自民から再挑戦する高橋比奈子は「ようやく岩手も『小沢氏の呪縛』が解け、県民が普通の判断ができるようになるのではないか」と期待する。もっとも、現時点で民主、自民による選挙協力の話はない。(水内茂幸)=敬称略
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岩手日日新聞 解散・総選挙へ態勢固め/「国民の生活が第一」小沢一郎・畑浩治/「民主」黄川田徹・階猛 2012-08-29 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア
 解散・総選挙へ態勢固め 衆院議員任期満了まで1年






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