バッハ自筆の楽譜を披露 曲作りに迫る資料と独財団
産経ニュース 2017.2.7 22:45
ドイツ・ライプチヒのバッハ資料財団が入手したバッハ自筆の楽譜(同財団提供・共同)
ドイツ東部ライプチヒのバッハ資料財団は7日、「音楽の父」と呼ばれる作曲家バッハ(1685~1750年)が作曲し、1724年にライプチヒで初演された教会音楽の自筆の楽譜を入手、ライプチヒの旧市庁舎でお披露目の式典を開いた。
バッハ資料財団は、楽譜について「書き直した痕跡が非常に多く、どのように曲の推敲を重ねたかが分かる貴重な資料だ」と説明している。
財団が補助金や市民の寄付を集め、スイス北部バーゼルの団体から約200万ユーロ(約2億4千万円)で購入した。
楽譜はバッハの息子の手などを経て、1917年から楽譜出版社を営むユダヤ人一族が所有。ナチス・ドイツのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を逃れた一族の関係者が45年に米国に持ち込んだ。その後、80年代に競売に掛けられ、スイスの団体が取得した。(ライプチヒ共同)
◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です *強調(太字)は来栖
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〈来栖の独白〉
大好きだし、私には神のような存在。そのバッハにして「書き直した痕跡が非常に多」いとのこと。びっくり。しかし、そうかもしれないな。益々、すてきだ。バッハは、神と人間(私のような凡庸な者)との間にいる。清孝を亡くした時、私にはバッハしか(慰め主は)いなかった。「バッハを」弾きたいという限定で、何十年ぶりにピアノのレッスンに通った。
◇ 13年前の11月30日、113号事件 勝田清孝 帰天 / 天が下のすべてのわざには時がある コレヘト(伝道の書)
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