連覇狙う照ノ富士、目標の2桁優勝へ「精いっぱいやる」 一人横綱解消へ「誰か上がってきて」
日本相撲協会は26日、大相撲春場所(3月10日初日・エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。
2場所連続10度目の優勝を目指す横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)はこの日、大阪市内で会見。「応援してくれる方々のために結果を出して、いい姿を見せたい思いです」と意気込みを語った。
1月の初場所は3場所連続休場明けながら13勝2敗で9度目のV。ただ激闘の15日間だっただけに、先場所後は「気を張っていたので、一気に疲れが出てきたのかなと思います。まずは場所の疲労を取ろうという思いで、3月場所に向けてやってきました」とコンディションを整えることを中心にやってきたという。
日頃から目標としてきた2桁優勝に王手をかけている。「その日その日で、できることを精いっぱいやるという感じですね。2桁の優勝に向け、あと1回頑張りたいです」と力を込めた。
2021年秋場所後に白鵬が引退して以来、長く一人横綱の状況が続いているが「誰かしら上がってきてほしいとは正直、思います」と本音も。今場所からは4大関となるが、「みんなそれぞれ頑張っていますし、何か足りないところをもう一回見直して、それ(綱取り)を実現させてほしいなと思いますね」と最高位を目指す大関たちへエールを送っていた。
報知新聞社 最終更新:スポーツ報知
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