タリウム事件 元名大生 被害者の症状聞き「とても興奮」  被害の高校元同級生「視力低下 夢や目標が台無し 許せない 一生刑務所にいてほしい」2017/2/9

2017-02-09 | 少年 社会

“夢や目標が台無し許せない”
東海 NEWS WEB 2017/02月09日 12時31分
 3年前、名古屋市で知り合いの女性を殺害したほか、仙台市で同級生2人に劇物のタリウムを飲ませて殺害しようとした罪などに問われている元女子大学生の裁判で、タリウムを飲まされたとされる高校の元同級生は「視力が低下し、普通にできていたことが難しくなった。夢や目標を台無しにされ、許せない」と述べました。
 9日の裁判では、平成24年、元女子大学生と同じ高校の元同級生で、2度にわたりタリウムを飲まされたとされる男性の証人尋問が行われました。
 男性は視力低下などの症状が現れ、「いまも特殊な機械を使って、大きさを5倍にしないと手元の文字が読めないほど視力が低下した。
 普通にできていたことが難しくなり、夢や目標を台無しにされ許せない。被告には一生刑務所にいてほしい」と訴えました。
 また、高校のときの元女子大学生の印象について、「話したことはないがテンションが高く宗教の話をしていた。同じクラスの別の男子生徒2人に大丈夫だからと言って無理やり謎の粉をなめさせているのを見たことがある」と証言しました。
 弁護側は「被告は複雑で重い精神発達上の障害などから相手が死亡する可能性を考えられなかった」として殺意を否認し、無罪を主張しています。

 ◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です
---------------------------
2017年2月9日 16時10分
「夢が台無し、許せない」 元名大生事件、劇物被害の同級生証言
 名古屋市で知人女性を殺害したなどとして、殺人や殺人未遂などの罪に問われた名古屋大の元女子学生(21)=事件時16~19歳=の裁判員裁判の公判が9日、名古屋地裁であった。元学生が16歳で私立高2年だった2012年、仙台市で同級生らに劇物の硫酸タリウムを飲ませたとされる殺人未遂事件の審理で、同級生だった男子学生(20)が証人出廷し「事件によって自分の夢や目標を台無しにされ、許せない」と述べた。
 男子学生は同年5月と7月の2度、高校の教室内にあったペットボトルにタリウムを混ぜて飲まされ、現在も視力が極度に低下したまま。法廷では、傍聴席から男子学生が見えないようついたてが設置された。裁判所が本人の心情に配慮したとみられる。
 男子学生は、タリウムを飲まされた数日後の同年6月上旬から激しい腹痛が始まったと証言。「朝起きると枕に100本を超える髪の毛が抜けていた。視力の低下でバス停が見つからず迷ったこともある」などと症状を述べた。
 元学生がネットを通じて男子学生が書き込む症状を観察していたとされることについては、最初にタリウムを飲まされた後、「誰か分からない(ネット上の)友だちができた」と証言。検察側はその友だちが元学生だったと明かした。2人は学校の隣の席で同じ委員会にも所属していたが、目立った会話やトラブルはなかったという。男子学生は「(元学生が)教室に謎の粉を持ってきて、周りの人になめさせているのを見た」とも述べた。
 将来については「事件前は国立の理系学科に進み、理系に携わる仕事や研究がしたかった」と話し、元学生に対し「一生、刑務所に入って罪を償ってほしい」と述べた。
 続いて証人出廷した男子学生の父親は「席が隣だっただけで障害を負わされた。許し難い行為で、極刑を望む」と非難した。
 起訴状によると、元学生は12年5~7月、高校の同級生だった男子学生と、小中学校の同級生だった女性会社員(21)に対し、飲み物にタリウムを混ぜて飲ませ、殺害しようとしたとされる。弁護側は全事件について「重い精神障害の影響で責任能力はなかった」として無罪を主張している。(中日新聞)

 ◎上記事は[中日新聞]からの転載・引用です
――――――――――――――――――――――――
元名大生 被害者の症状聞き「とても興奮」
2017年2月9日 18時10分 日テレNEWS24
  6つの事件に関与したとして殺人などの罪に問われている元名古屋大学の女子学生が、高校時代の同級生らに劇物のタリウムを飲ませたとされる事件の裁判で、被害者から症状を聞いたことについて「とても興奮し、それだけで十分だった」と話した。
 元名古屋大学の女子学生は、当時16歳だった5年前、宮城県内で高校の同級生ら2人に、劇物の硫酸タリウムを飲ませたとして殺人未遂などの罪に問われている。
 9日の被告人質問で元名大生は弁護側から動機について問われ、「殺すつもりはなかった」と答えた上、中毒症状について被害者から聞き「1つの症状だけでとても興奮し、それだけで十分だった」と話した。
 一方、タリウムを投与され視覚に障害が残った被害男性は「夢や目標を台無しにされ自由を奪われた」「一生刑務所に入って罪を償ってほしい」と証言した。
 これまでの裁判で弁護側は、元名大生に責任能力はなかったとして無罪を主張している。

 ◎上記事は[livedoor・NEWS]からの転載・引用です
――――――――――――――――――――――――
名大生 タリウム事件 被害の高校同級男子生徒「元の体に戻してほしい」…2人目はタリウム増量か 2015-05-26
.......


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。