鳩山由紀夫「離党」を迫る松山千春からの恫喝

2012-08-09 | 政治

鳩山由紀夫「離党」を迫る松山千春からの恫喝
現代ビジネス「永田町ディープスロート」2012年08月08日(水)週刊現代
「鳩山さんの最近の言動は支離滅裂です。野田総理を『シロアリ』呼ばわりしたかと思ったら、突然、官邸前の脱原発デモに参加した。もともと何をするか読めない人でしたが、今回は自分でもどうすればいいか、わからないのではないでしょうか」(テレビ局政治部記者)
 歌手・松山千春氏の次期衆院選出馬情報で、鳩山由紀夫元首相(65歳)が追い詰められている。
「我々が愛するこの日本、北海道の人たちが『こんな政治家に任せられない』と思ったときには、ひょっとしたら出ていくかも」
 盟友である新党大地・真民主の鈴木宗男代表のラブコールを受け、松山氏本人がラジオ番組内で出馬をほのめかしたのは7月22日のこと。しかも、宗男氏が鳩山氏のお膝元である「北海道9区からの千春出馬」をほのめかしたから、宇宙人の心中は穏やかではない。
 ただでさえ、鳩山氏は次期選挙での苦戦が予想されており、そこに知名度抜群の松山氏が出馬すれば落選は確実。ただし、実際に宗男・千春連合と鳩山氏がガチンコ対決するかといえば、どうもそうではなさそうだ。
 新党大地関係者がこう明かす。
「小沢(一郎)さんと宗男さんは次の選挙で連携して政権取りを狙っています。その際には、鳩山さんも仲間に引き入れたいと小沢さんが宗男さんに相談した。そこで、いつまでも民主党に残ってグズグズしている鳩山さんを離党させるため、このままなら千春さんを対抗馬に立てるぞ、早く離党しろというメッセージを送っている。
 つまり、『離党して新党なり無所属になって一緒にやろう。そうすれば新党大地は千春さんを対抗馬にせず、逆に応援するぞ』という恫喝と応援の意味が込められているんです」
 小沢氏らが鳩山氏を味方に引き入れようとする最大の理由は、何と言っても鳩山氏が持つカネの力。そんな思惑を知ってか知らずか、離党を決断したかと思ったら、元側近議員から翻意を促され「民主党を愛している」と漏らすなど、相変わらず揺れ続ける鳩山氏。その姿は「世間知らずで優柔不断なお坊っちゃん」そのものである。
『週刊現代』2012年8月11日号より
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今後も成仏しない元首相が増える/新党大地・真民主、松山千春氏 を鳩山由紀夫元首相の対抗馬として検討 2012-07-21 | 政治 
 鳩山元首相ついにメルトダウン!反原発デモ参加は“言行不一致”
 zakzak2012.07.21
 民主党・鳩山由紀夫元首相の暴走が止まらない。20日夕、鳩山氏は首相官邸前で行われた大飯原発再稼働に反対するデモに参加し、その足で官邸に乗り込んだ。首相経験者としては、異例にもほどがある行動。最近では、9月の民主党代表選に野田佳彦首相の対抗馬擁立を示唆し、側近議員も「現状が分からなくなっている」とため息をつく始末。制御不能の“ルーピー”(正気じゃない状態)ぶりだ。
 鳩山氏はハンドマイクを握ってあいさつした後、いきなり「皆さんの思いを伝えてきます」と宣言して、官邸の門をくぐっていった。
 しかし、肝心の野田首相は九州視察のため不在。藤村修官房長官と15分間面会し、「再稼働反対の声を首相に聞いてもらいたい」と訴えた。
 関係者によると、藤村氏は苦い表情だったという。民主党の城島光力国対委員長は「首相経験者が出るのはいかがか」と苦言を呈し、鳩山氏に近い議員は「あの目立ちたがり屋ぶりは止められない」と嘆いた。
 脱原発議員も「開いた口がふさがらない。『史上最低の首相』の座を争う鳩山氏や菅直人前首相が表に出てくると、脱原発の行動が異常に映ってしまう。おとなしくしていてほしい」と話した。
 首相経験者でありながら、鳩山氏は政局的な動きを続けている。
 鳩山氏は先月26日、消費税増税法案の衆院採決で反対したものの民主党内にとどまった。しかし、反増税の勉強会を開き、除名された小沢一郎氏との連携を視野に入れつつ、野田首相や党執行部を揺さぶっている。
 先日もインターネット番組で、9月の民主党代表選に、野田首相の対抗馬擁立を示唆したうえ、「党に残るのか、外で行動して野党的な立場から政権に正しい方向を求めるのか、決断しなければいけない時が来る」と離党までほのめかした。
 ただ、周辺議員は「小沢系が離党したので代表選での勝利は困難。現状認識もできなくなってしまった」と頭を抱えた。
 かつて、鳩山氏は「首相として仕事をした後、影響力を残すことは控えた方がいい」として、首相辞任後の政界引退まで明言していたが、とても同一人物とは思えない。
 鳩山氏の選挙区である北海道9区では、次期衆院選に自民党から五輪メダリストの堀井学氏が出馬予定だけに「選挙が厳しいから、追い詰められておかしな行動に出ている」(民主党関係者)との評もある。
 政治評論家の小林吉弥氏は「自分の成すべき仕事をした元首相は第一線から潔く退くが、志半ばで退陣に追い込まれた元首相は成仏していないのか、必死に影響力を残そうとする傾向がある。最近は1年ごとに首相が交代している。原因はさまざまあるだろうが、今後も成仏しない元首相が増える可能性は十分ある」と話している。
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歌手の松山氏、鳩山氏の対立候補に=次期衆院選で擁立検討―新党大地
時事通信 7月21日(土)13時1分配信
 新党大地・真民主の鈴木宗男代表は21日、テレビ東京の番組で、歌手の松山千春氏を民主党の鳩山由紀夫元首相の対抗馬として、次期衆院選北海道9区からの擁立を検討していることを明らかにした。鈴木氏は「元首相と戦うとなれば、松山氏にとっても望むところだと思う」と述べた。
 ただ、鈴木氏は「1区は47都道府県どこでも象徴区なので、そこから出る可能性も高い」とも述べ、北海道1区からの出馬にも含みを持たせた。


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