麻原彰晃死刑囚の死刑執行 上川陽子法相命令 2018.7.6 早川紀代秀・井上嘉浩・新実智光・土谷正実・中川智正・遠藤誠一死刑囚も

2018-07-06 | オウム真理教事件

産経ニュース 2018.7.6 08:51更新
麻原彰晃死刑囚の死刑執行 ほかの6人も執行見込み オウム事件で初
 松本・地下鉄両サリン事件などで計29人の犠牲者を出した一連のオウム真理教事件をめぐり、死刑が確定していた教祖の麻原彰晃(しょうこう)死刑囚(63)=本名・松本智津夫(ちづお)=らの死刑が6日に執行されたことが、関係者への取材で分かった。教団が起こした事件の死刑囚は計13人おり、執行は初めて。同日中にほかの6人も執行される。上川陽子法相が命令した。平成7年5月の逮捕から23年。犯罪史上類を見ない一連の事件は大きな節目を迎えた。
 ほかの6人は、早川紀代秀(68)▽井上嘉浩(48)▽新実智光(54)▽土谷正実(53)▽中川智正(55)▽遠藤誠一(58)-の各死刑囚。
 確定判決によると、麻原死刑囚は(1)平成元年11月、教団に反対の立場を取っていた坂本堤弁護士=当時(33)=ら家族3人を横浜市の自宅で殺害(坂本弁護士一家殺害事件)(2)6年6月、長野県松本市でサリンを散布し7人を殺害(松本サリン事件)(3)7年3月、東京都心を走る3路線5方面の地下鉄でサリンをまき12人を殺害(地下鉄サリン事件)-などの凶悪事件を次々に起こした。
 麻原死刑囚はこの3事件を首謀。このほかの事件を含め13の事件で計26人を殺害、1人を死亡させた。松本サリン事件と地下鉄サリン事件では、後に被害者が1人ずつ死亡。一連の事件での死者は29人に上っている。
 確定判決では、一連の動機を「(麻原死刑囚が)救済の名の下に日本国を支配して自らその王になることを空想。その妨げになる者をポア(殺害)しようとした」と認定している。
 麻原死刑囚は7年に逮捕され、裁判は8年から始まった。しかし、1審の途中から意味不明なことを話すようになり、最後は何も語らなくなった。16年の1審の死刑判決後、弁護側は即時に控訴したが、「麻原被告は裁判を受ける能力がない」などとして控訴趣意書を提出せず、控訴審は一度も開かれないまま死刑判決が確定した。

 ◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です
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〈来栖の独白 2018.7.6 Fri〉
 本日現在、生存のオウム死刑囚は、以下。

【東京拘置所】端本悟、豊田亨、広瀬健一
【仙台拘置支所】林(現姓小池)泰男
【名古屋拘置所】横山真人、岡崎(現姓宮前)一明
【大阪拘置所】
【広島拘置所】
【福岡拘置所】

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13名の命を奪った「地下鉄サリン事件」実行犯たちの今 「オウム死刑囚」13人の罪と罰(8)最終回 
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オウム死刑囚13人の同時執行は無理 法務省「7人移送」本当の狙い (「デイリー新潮」2018/3/26)

 
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オウム死刑囚、7人の移送先 2018/3/15
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