【自動車産業ニュース】
2009年5月27日
トヨタ自動車は27日、今月18日に発売したハイブリッド車の新型プリウスの好調な受注を受け、同車種を生産する堤工場(愛知県豊田市)など2工場で残業を再開し、増産に対応していることを明らかにした。残業の実施は世界的な販売不振で減産を強化した昨年末以降、約半年ぶりになる。
残業を再開したのは堤工場のほか、トヨタ車体の富士松工場(同県刈谷市)。トヨタは当初、プリウスの2工場での月産台数を約4万4000台と計画していたが、増産により最大5万台前後に引き上げる。富士松工場では今月中旬から従業員の勤務時間を数十分延長している。
トヨタは昨秋のリーマン・ショック以降の世界的な景気悪化に伴い、今年1月から在庫調整のための減産を強化。国内工場では昼夜2交代勤務制の「二直」を昼間勤務だけの「一直」にしたほか、稼働停止日を設定。工場従業員の残業は原則ゼロで対応してきた。在庫調整は4月で一巡し、5月からは減産を緩和している。
新型プリウスは4月から始まった「エコカー減税」などを追い風に、これまでの受注台数は11万台に達した。月間販売目標の1万台を大幅に上回る好調な滑り出しとなっており、納車は数カ月待ちになっている。
【新型プリウス】 トヨタ自動車はハイブリッド車「プリウス」を全面改良した新型車を18日に発売した。燃費を従来モデルより約7%向上させガソリン1リットル当たり38キロとするなど性能を向上させたが、最低価格は約28万円引き下げて205万円と買いやすくした。価格は、先に発売されたホンダのハイブリッド車「インサイト」(最低価格189万円)に対抗して設定した。http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/0cd3093fc923d38255aa466e05836e23
2009年5月27日
トヨタ自動車は27日、今月18日に発売したハイブリッド車の新型プリウスの好調な受注を受け、同車種を生産する堤工場(愛知県豊田市)など2工場で残業を再開し、増産に対応していることを明らかにした。残業の実施は世界的な販売不振で減産を強化した昨年末以降、約半年ぶりになる。
残業を再開したのは堤工場のほか、トヨタ車体の富士松工場(同県刈谷市)。トヨタは当初、プリウスの2工場での月産台数を約4万4000台と計画していたが、増産により最大5万台前後に引き上げる。富士松工場では今月中旬から従業員の勤務時間を数十分延長している。
トヨタは昨秋のリーマン・ショック以降の世界的な景気悪化に伴い、今年1月から在庫調整のための減産を強化。国内工場では昼夜2交代勤務制の「二直」を昼間勤務だけの「一直」にしたほか、稼働停止日を設定。工場従業員の残業は原則ゼロで対応してきた。在庫調整は4月で一巡し、5月からは減産を緩和している。
新型プリウスは4月から始まった「エコカー減税」などを追い風に、これまでの受注台数は11万台に達した。月間販売目標の1万台を大幅に上回る好調な滑り出しとなっており、納車は数カ月待ちになっている。
【新型プリウス】 トヨタ自動車はハイブリッド車「プリウス」を全面改良した新型車を18日に発売した。燃費を従来モデルより約7%向上させガソリン1リットル当たり38キロとするなど性能を向上させたが、最低価格は約28万円引き下げて205万円と買いやすくした。価格は、先に発売されたホンダのハイブリッド車「インサイト」(最低価格189万円)に対抗して設定した。http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/0cd3093fc923d38255aa466e05836e23