「死刑のはんこ押す地味な役職」失言で厳重注意 葉梨法相、辞任は否定
2022/11/10(木) 8:46配信 毎日新聞
松野博一官房長官は10日、「死刑(執行)のはんこを押す地味な役職」などの失言があった葉梨康弘法相と首相官邸で会い、厳重に注意した。葉梨氏は面会後、記者団に「(松野氏に)法務省の職務を軽んじるような印象を与えたとすれば、率直におわびを申し上げると伝えた」と述べた。松野氏は「軽率な言動はないように」と注意したという。葉梨氏は「言動には慎重を期し、職責をまっとうしたい」と辞任を否定した。発言については「一部を切り取られた」として撤回する考えがないことを示した。
葉梨氏は9日夜、東京都内で開かれた自民党衆院議員のパーティーであいさつした際、法相の職務について「朝、死刑のはんこを押す。昼のニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職」と発言。「旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の問題に抱きつかれてしまい、問題解決に取り組まないといけない。私の顔もいくらかテレビに出るようになった」とも語った。
法務行政トップで、死刑執行命令の権限を持つ立場としての今回の発言に、批判が強まっていた。
最終更新:毎日新聞
◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
ーーーーーー
〈来栖の独白〉
>軽んじるような印象を与えたとすれば、
いつもながら、この言い回し。