小沢一郎氏に【無罪】判決/判決の瞬間 小さく頭を下げる/石川元秘書“良識ある判断”

2012-04-26 | 政治/検察/裁判/小沢一郎/メディア

小沢一郎氏に【無罪】判決!! 
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虚偽記載事件:小沢一郎元代表に無罪判決…東京地裁
 毎日新聞 2012年04月26日 10時03分(最終更新 04月26日 10時06分)
 資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)に対し、東京地裁(大善文男裁判長)は26日、無罪(求刑・禁錮3年)を言い渡した。検察が不起訴としながら一般市民で構成する検察審査会の議決で現職国会議員が起訴された異例の裁判の判決は、強制起訴制度の見直し論議に発展するとともに、政界に大きな影響を与えるとみられる。
 事件では、東京地検特捜部が10年2月、陸山会の事務担当の元秘書で衆院議員、石川知裕被告(38)▽会計責任者だった元公設第1秘書、大久保隆規被告(50)▽石川議員の後任の元秘書、池田光智被告(34)=いずれも1審有罪、控訴中=を同法違反で起訴する一方、元代表を容疑不十分で不起訴とした。これに対し、事件を告発した市民団体から審査申し立てを受けた東京第5検察審査会は同年10月、元代表を起訴すべきだとする2度目の議決を公表。元代表は東京地裁が指定した検察官役の弁護士により強制的に起訴された。
 公判で指定弁護士は、石川議員らが元代表の巨額資金を表に出さないよう虚偽記載し、元代表に報告して了承を得たと主張。しかし、捜査段階で元代表への報告・了承を認めた石川議員らの調書の多くは、「検事が利益誘導するなど違法な取り調べがあった」などとして、地裁に証拠採用を却下されていた。
 元代表や元秘書3人は共謀を否定。無罪主張とともに、検察審査会の議決は無効として公訴(起訴)棄却も訴えていた。【和田武士】
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〈来栖の独白〉
 よかったぁ♪ ほんとうに。ほんとうに。あぁ、よかった♪ 検察は控訴しないでね。
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判決の瞬間 小さく頭を下げる
NHKニュース4月26日 10時28分
 午前10時、小沢元代表は裁判長に呼ばれると「はい」と返事をして法廷の中央の証言台に背筋を伸ばして立ち、判決の言い渡しを聞きました。
「被告人は無罪」と裁判長が言い渡すと、小沢元代表は裁判長に小さく頭を下げました。
報道関係者が一斉に法廷の外に飛び出したあと、法廷は静まりかえりました。
小沢元代表は自分の席に戻ると、目を開けたまま、判決の理由を聞いています。
法廷では無罪判決の理由の言い渡しが続いています。
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石川元秘書“良識ある判断”
NHKニュース4月26日 10時28分
 小沢元代表の秘書だった、新党大地・真民主の石川知裕衆議院議員は、記者団に対し「裁判所が良識ある判断を下したと思っている。小沢元代表には、まずは『お疲れさま』と言いたい。今までは裁判に時間を取られたが、消費税増税、TPP問題など、日本を取り巻く状況が大変な時期なので、これからは政治の中で、国民のために頑張ってほしい」と述べました。
 そのうえで、石川氏は「今回、検察審査会の議決によって強制起訴が行われた。市民感覚を反映するということは分かるが、検察によって刑事事件に問えないものを、市民感覚で問おうということについては、これからきちんと制度を議論していかなければならない」と述べました。 
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“検察審査会の強制起訴は有効”
NHKニュース 26日 10時35分
 裁判長はまず、強制起訴が有効かどうかという最初の争点について説明しました。
この中で裁判長は「真実とは違う捜査報告書が作られたことは認定できるが、それと起訴自体を無効と判断するかどうかは別の問題だ」と述べました。
 そのうえで裁判長は、強制起訴について「起訴自体は無効とはいえない」とし、その理由について「証拠の内容に瑕疵(かし)があるということと、起訴の手続き自体に瑕疵があるかどうかは別問題だ。事実に反する捜査報告書が出ても、検察審査会の手続きに瑕疵があるわけではない。仮に、その報告書に基づいて起訴議決がなされても、無効とはいえない」と述べました。さらに、裁判長は「事実とは違う捜査報告書が作られて検察審査会の判断を誤らせてはいけない」と述べました。

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