
〈来栖の独白2018.5.18 Fri〉
公園散歩のおり、猫ちゃん繋がりでお話しするようになったご婦人。先週だったか、茶とらんたちに食べさせていると、「桑の実がいっぱいね」と。云われて、私も見あげた。桑の木とは、知らなかった。
広大な自然林とも云える公園。緑がいっぱい。鈴懸・モミジバフウ・トウカエデ・桜・菖蒲・・・・、挙げたらキリがない。名前を知らない樹・花も、たくさん。
「桑の実」を、検索してみた。
「マルベリー」 というそうだ。
白髪には桑の実!中国では漢方薬として有名だった。
雌雄異株で春に淡黄色の花が咲き、初夏には赤い実をつけて黒紫色に熟します。 日本では切っても切っても、又・又・又・木になるということで桑となったように葉が注目されているのに対し、英語のマルベリー(mulberry)は果実に対してつけられたものです。
*桑の実のアントシアニンはブルーベリーの約3倍
ポリフェノールの一種であるアントシアニンは、赤色や紫色、青色の色素成分です。アントシアニンはブドウ類や、紫キャベツなどにたくさん含まれており、特にブルーベリーに含まれていることは有名ですが、そのブルーベリーの約3倍ものアントシアニンが桑の実には含まれています。
*アントシアニンの抗酸化作用
アントシアニンは、目を始めとする体の老化や種々の疾患に深いかかわりのあるといわれている活性酸素を除去する抗酸化作用が認められています。活性酸素は、紫外線やストレスなどで体の中に発生し、大量に発生すると、ガンや脳卒中、動脈硬化を引き起こすこともあるといわれています。アントシアニンと同じ抗酸化作用のあるものとして、ビタミンCがありますが、アントシアニンはビタミンCより安定した抗酸化作用を示します。
*アントシアニンのコラーゲン安定作用
アントシアニンにはコラーゲンを安定させる作用があります。コラーゲンとは、皮膚の弾力性を保つたんぱく質で、みずみずしい肌を保つのに不可欠なものです。また、コラーゲンは目の角膜や水晶体にも多く含まれています。アントシアニンはこの大切なコラーゲンの合成を促進する作用が認められています。同時に、アントシアニンが傷などの回復を早める作用もあるそうです。
〈来栖の独白〉追記
目に良いとは、嬉しい果実。
茶とらん
桑の実ってこんなのですか
初めて見たような気がします
目の悪い私には嬉しい効果
アントシアニンいっぱいってこと遠近買わなくても済むってことですね
味美味しいのかな?
近くにあったら食べてみるのに残念
今日、食べてみました。美味しい!! 懐かしいような、深い味わい。びっくり、びっくり。
驚いたのは、一粒取っただけ、ほんの少し果汁が滲み出た程度だと思うのに、指が真っ赤になったことです。こんなにアントシアニンが豊富ってことか、と感動しました。まったく、奇蹟のような樹です!
私も白内障なので、上の「説明」を読んで、飛びついたようなことです。