HPにリンクのブログ、gooに替えた。

2006-02-25 | 日録

  以下の記事。ライブドアブログに投稿したが、なぜか編集・削除ともに不可。いつもの手順でやったけれど・・・。HP(http://www.k4.dion.ne.jp/~yuko-k/adagioリンクブログ、gooに替えた。

 オウム真理教の松本智津夫被告(50)(1審・死刑)の控訴審で、松本被告に訴訟能力があるとした精神鑑定書が提出されたことを受け、東京高検は24日、速やかに控訴棄却の決定をするよう東京高裁に申し立てた。
一方、弁護人の依頼を受け、精神科医で作家の加賀乙彦氏が同日、東京拘置所で松本被告に約30分間、面会した。加賀氏は面会後、「精神病ではないが、重度の拘禁反応(長期の拘置による精神の異常)だ。裁判を受けられる状態にない」との見解を示した。 (読売新聞) - 2月25日3時14分更新

  精神科医小木貞孝氏(76)=加賀乙彦氏が東京拘置所で被収容者に接見した。私に感慨が深い。氏の作品『宣告』(バーメッカ事件・正田昭死刑囚)を読んだことで、私は、あのような精神世界のあることを知った。なぜか主人公他家雄(正田昭氏)には最後まで違和感を抱き続け今も変わらないが、囚人の佇まいには深く考えさせられた。「領置」とか「宅下げ」、0番、面会、接見、発信、仮出し・・・これら言葉を、清孝との交流の中で私たちも駆使した。

 それにしても小木氏も何十年ぶりに東拘へ赴かれ、昔のそれと一変してしまったことに相応の感慨を抱かれたのではないだろうか。ホリエモンの事件などがあって折々映像に現れる東拘の独房は、全く以前とは異なってしまった。以前の建物は、幾分でも外を観る事が出来たようだが、現在は全く観られないだろう。古い建物の時代でも、拘禁症は囚人を襲った。現在それは更に強いだろう、と思わせる。


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