<母と祖母殺害>16歳少年を少年院送致 横浜家裁
毎日新聞 7月20日(水)21時51分配信
横浜市戸塚区の自宅で母親(当時50歳)と祖母(当時81歳)を殺害したとして、殺人罪に問われた少年(16)=事件当時15歳=について、横浜家裁(河原俊也裁判長)は20日、少年を第1種(初等・中等)少年院送致とする保護処分を決定した。少年の裁判員裁判で横浜地裁が6月、少年を家裁移送としていた。
決定は、家裁調査官の再調査などが事件の背景について「少年の成育歴や家庭環境に由来する未熟さがある。混沌(こんとん)とした感情が爆発的に攻撃として表出した」と指摘したことを踏まえ「少年院で責任を自覚させ、自身の問題と向き合わせて改善し、更生を期することが相当」と判断した。
決定によると、少年は高校1年だった2015年5月18日、包丁で祖母と母親の胸や背中を多数回突き刺し、2人を失血死させた。横浜家裁が同年8月に検察官送致(逆送)し、起訴されていた。【藤沢美由紀】
最終更新:7月20日(水)21時51分
◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です
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◇ 横浜市戸塚区 母・祖母殺害 逆送の少年(事件当時15歳)を家裁移送 横浜地裁決定 2016.6.23
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◇ 横浜市戸塚区 母・祖母殺害 少年(16歳)に懲役10~15年求刑 2016.6.17 横浜地裁
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