三重県 朝日町 中3女子殺害事件 2審 2015.7.17 検察「1審の判決は軽く不当」

2015-07-17 | 少年 社会

検察“1審の判決は軽く不当”
 NHK NEWS WEB07月17日 19時16分
 おととし、三重県朝日町で中学3年の女子生徒を死亡させ、現金を盗んだ罪に問われている19歳の少年の2審が、名古屋高等裁判所で始まりました。
 検察が「1審の判決は軽く不当だ」と主張したのに対し、弁護士が控訴を退けるよう求めてすべての審理が終了し、今年9月に判決が言い渡されることになりました。
 おととし8月、三重県朝日町で、花火大会から帰宅する途中の中学3年の女子生徒が、背後から口を押さえられるなどの暴行を受けて死亡し、財布から現金6000円が盗まれました。
 当時、高校3年だった19歳の少年が起訴され、今年3月、1審の津地方裁判所が懲役5年から9年の不定期刑の判決を言い渡しました。これについて検察が、求刑の上限を1年下回ったのを不服として控訴しました。
 この裁判の2審が、17日、名古屋高等裁判所で始まり、少年本人も出廷して審理が行われました。
 この中で検察が「1審の判決は軽く不当で、不定期刑の上限が求刑を下回ることは考えられない」と主張しました。
 これに対して弁護士が「1審の判断を尊重し、矯正のための教育を早く受けさせるべきだ」として控訴を退けるよう求めました。
 17日ですべての審理が終わり、9月17日に2審の判決が言い渡されます。
 一方、17日の裁判では、女子生徒の両親が被害者参加制度を利用して出席し、改めて意見を述べることや少年に直接質問することなどを求めましたが認められませんでした。
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