ウイグル族 収容所の実態は… 拘束された男性が講演 東京 2018/11/23

2018-11-24 | 国際/中国/アジア

ウイグル族 収容所の実態は… 拘束された男性が講演 東京
NHK NEWS WEB 2018年11月24日 5時48分
 中国で、大勢のウイグル族の人たちが、不当に当局の収容所に入れられているとされる問題で、実際に収容所で拘束されていたという男性が23日夜、都内で講演し「早朝から深夜まで中国共産党をたたえることを強制され、虐待も行われていた」と実態を証言しました。
 中国の新疆ウイグル自治区では、イスラム教を信仰する大勢のウイグル族の人たちが、テロ対策を名目に当局の収容所に入れられ、不当に拘束されていると国際的な人権団体などが指摘しています。
 この問題で、母親がウイグル族で、カザフスタン国籍を持つオムル・ベカリさんが「アムネスティ・インターナショナル」日本支部の招きで来日し23日夜、都内で講演しました。
 オムルさんは去年3月、新疆ウイグル自治区に住む両親を訪ねた際に突然中国当局に拘束されて収容所に入れられましたが、カザフスタン政府の働きかけで、約8か月後に解放されたということです。
 オムルさんは「収容所では、早朝から深夜まで中国共産党をたたえる歌や政治学習を強制され、反抗的とみなされれば、身体への虐待も行われ、衰弱して亡くなる人もいた」と証言しました。
 中国政府は「施設で職業訓練を行い、テロリズムの浸透を防いでいる」と主張していますが、オムルさんは「収容所は職業訓練を行うような場所ではない」と強調し、問題の解決に向けて国際社会の支援を呼びかけました。

 ◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です
――――――――――――――――――――――――
ウイグル絶望収容所で「死刑宣告」された兄を想う 新疆大学元学長の弟が語る、会えない兄への思い 2018/11/8
◇ 「一帯一路」が招くウイグル人大弾圧 2018/10/22 Japan In-depth 古森義久
中国はなぜいま少数民族の弾圧を加速させるか──ウイグル強制収容所を法的に認めた意味 六辻彰二 2018/10/16
.........


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。