ユネスコ「南京大虐殺文書」記憶遺産登録 馳文科相;分担金拠出停止に言及/事務局長;制度改善を示唆

2015-11-06 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法/歴史認識〉

ユネスコ事務局長 「記憶遺産」制度改善へ検討開始
 NHK NEWS WEB 11月6日 19時08分
 フランスを訪れている馳文部科学大臣は、ユネスコ=国連教育科学文化機関のボコバ事務局長と会談し、「南京事件」を巡る資料が「記憶遺産」に登録されたことについて日本国内に批判が出ていることを伝えたうえで、透明性や中立性の確保に向けて制度の改善に取り組むよう求めました。これに対し、ボコバ事務局長は制度の改善に向け、検討を始めていることを明らかにしました。
 馳文部科学大臣は日本時間の6日夕方、パリのユネスコ本部でボコバ事務局長と会談しました。
 この中で、馳大臣は日本と中国の見解が異なるなか、ユネスコが先月、中国側の申請した旧日本軍が多くの中国人を殺害したなどとされる「南京事件」を巡る資料を「記憶遺産」に登録したことについて、「日本国内ではユネスコへの分担金の支払いをやめるべきだという声も出ている」と述べました。そのうえで、馳大臣は「関係国間に対立や分断ではなく、相互理解を生む仕組みにする必要がある。透明性や中立性を持った制度にすべきだ」と述べ、記憶遺産の制度の改善に取り組むよう求めました。
 これに対し、ボコバ事務局長は「透明性が欠けているということについて、問題意識は共有している」と述べ、制度の改善に向け、事務局内ですでに検討を始めていることを明らかにしました。
 会談のあと、馳大臣は記者団に対し、「基本的な問題意識は共有いただいた。改善に向けて今後、加盟国が問題意識を共有し、足並みをそろえることが大事だ」と述べました。
 ◎上記事は[NHK NEWS WEB]からの転載・引用です
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 産経ニュース 2015.11.6 19:35更新
【世界記憶遺産】馳文科相、ユネスコ事務局長との会談で分担金拠出停止に言及 事務局長は制度改善を示唆
 【パリ=宮下日出男】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の記憶遺産に中国が申請した「南京大虐殺文書」が登録された問題で、馳浩文部科学相は6日午前(日本時間6日午後)、パリのユネスコ本部を訪れ、ボコバ事務局長と会談した。馳氏は会談後、ボコバ氏が制度改善を検討するよう内部に指示を出したことを明らかにした。
 会談は予定を超え、約30分間行われた。馳氏はボコバ氏に対し、「南京大虐殺文書」が登録されたことを受け、記憶遺産の制度をめぐる日本側の懸念を説明。日本国内でユネスコへの分担金停止を求める意見が出ているとし、登録過程における透明性や公正性について改善を要請した。
 馳氏は会談後、記者団に対し、「透明性が必要だということについて同意を得た。事務方に改善の方向性について指示を出しているともうかがった」と明らかにした。さらに、「ボコバ氏は問題意識を共有していると確信している」と語った。
 一方、馳氏は制度改善に向け、「ユネスコは相互理解の場所であり、加盟国が問題意識を共有し、足並みがそろわねばならない」とも強調。ユネスコの日本代表部に対し、各国の理解を取り付けるために動くよう指示も出した。
 馳氏はまた、ボコバ氏に対し、来年の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に先立って、日本国内で開かれる関連の教育相会合への出席を求め、ボコバ氏も前向きな姿勢を示したという。
 ◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です
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