
2019/3/19 Tue
なんて笑顔だ! 老木の巣穴でにっこり微笑むエゾフクロウの夫婦
北海道から毎日お届け中! 佐藤 圭 写真家
これぞ癒しの笑顔
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住処が減ってるのが心配です
立派な老木に棲むエゾフクロウの夫婦です。仲良く微笑んでいました。
フクロウは、西洋では、ギリシャ神話で知の女神アテナの聖獣とされ、知恵の象徴であるため、「森の賢者」「森の哲学者」などと呼ばれています。
一方、東洋では、昔、成長したヒナが母鳥を食べるという言い伝えがあって、「親不孝者」の象徴になっていたそうです。でも、今は「不苦労」「福老」の字があてられて、すっかり縁起のよい鳥になっています。
微笑んでいるように見えるフクロウの顔は、やっぱり「福」の象徴にしか見えませんね。
この写真のような立派なエゾフクロウの巣があるということは、木に大きな穴があるということです。そのため、もろくなって、強風で倒れてしまう木が多いんです。
最近、エゾフクロウの住処が減ってきているように感じます。
この福々しい笑顔を、いつまでも見たいと切に願っています。
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<プロフィール>
1979年、北海道留萌市生まれ。自然写真家。
日本一の夕陽と称される留萌市黄金岬の夕陽を撮影するために写真家の道に入る。
北海道道北の自然風景と野生動物を中心に撮影を続け、各地で写真展を開催し、企業や雑誌、新聞などに写真を提供している。
2018年、エゾナキウサギの写真「貯食に大忙し」で第35回『日本の自然』写真コンテスト(主催:朝日新聞社、全日本写真連盟、森林文化協会)で最優秀賞受賞。
*ウェブサイト:http://slashsurf.info/photo
*Facebook:https://facebook.com/kei.sato.1612
https://www.facebook.com/keisatophotography/
*インスタグラム:https://www.instagram.com/slashslash_photography/
◎上記事は[現代ビジネス]からの転載・引用です
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