【憲法改正推進本部の全体会合】改憲を訴えても票にならない 関心薄い自民 参加は2割以下 2017/7/5

2017-07-06 | 政治〈領土/防衛/安全保障/憲法/歴史認識〉

2017.7.5 22:29更新
【憲法改正】関心薄い自民 参加は2割以下 「秋の臨時国会提出」確認も会合参加者少なく…
 東京都議選の大敗が自民党の憲法改正論議に影を落としている。党所属の全議員を対象に「緊急事態条項」をテーマとして開かれた5日の憲法改正推進本部の全体会合では「丁寧な議論」を求める意見が続出した。しかも出席者は400人以上いる党所属議員の2割未満の75人にとどまり、関心の薄さも浮き彫りになった。
 秋の臨時国会に党の改憲案を提出する安倍晋三首相(党総裁)の方針を堅持することを明らかにした保岡興治本部長は会合後、記者団に「良いことは急ぐべきだ、という認識だ」と笑顔をみせた。保岡氏には当初の改憲日程に真っ向からの反対がなかったことへの安堵がうかがえた。
 だが、憲法改正を党是とする自民党議員の関心の低さは否めない。9条1、2項を維持しつつ自衛隊を明記する改憲案を議論した6月21日の全体会合は約100人が出席した。5日の会合の出席者はさらに減り、石破茂前地方創生担当相は「出席しているのは、わが党所属のいったい何分の1なのか」と嘆いた。
 都議選大敗で自民党への批判が高まる中、安倍政権への批判や改憲阻止の動きが強まることが予想されるが、肝心の身内の無関心に、推進本部幹部は「党が危機的状況だから地元に帰っているのだろう。改憲を訴えても票にならない」と明かす。
 日程への批判がなかったとはいえ、性急な議論への異論は根強い。石破氏は5日の会合で「都議選は丁寧な議論を分かるようにやってほしいという都民の意志だった」と牽制(けんせい)した。
 船田元・本部長代行は記者団に対し、臨時国会での改憲案提出について「必要はない」と明言した。その上で「無理なときは無理かもしれないが、努力して近づけることが大事だ」とも語り、首相が描く日程を「努力目標」に格下げした
 保岡氏は会合の冒頭で「具体案を示して初めて、国民の強い関心と正しい理解を得ることができる」と強調したが、まずは党内の憲法論議の活性化が課題になりそうだ。(沢田大典)

 ◎上記事は[産経新聞]からの転載・引用です *強調(太字)は来栖
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〈来栖の独白〉
>改憲を訴えても票にならない
 情けない。政治信条も夢もない。こんな人たちを国民は(税金で)養っている。
>保岡興治
 このお名前、一瞬、私の胸に痛い思いが走る。
 「遺言書」藤原清孝 ■ 最期の姿 ■ プロフィール
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1 コメント

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感想 (あやか)
2017-07-06 20:58:53
ほんとに情けないですね。
憲法改正は、日本民族の悲願です。健全な政治家だったら、そんなことはわかってるはずでしょう!
なんか、ものすごく、歯がゆいかんじです。
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