〈来栖の独白 2014/3/20 Thu. 〉
亀山郁夫さんの講座『謎ときカラマーゾフの兄弟』の最終回。10月から聴講してきたが、期待したほどではなかった。本日の「続編を空想する」も、共感には至らなかった。御著書(自著)『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する (光文社新書)[新書]を朗読なさったが・・・。来月から「罪と罰」が始まるそうだが、申し込まなかった。
ドストの『カラマーゾフの兄弟』、私は学生時代、魂が揺すぶられるような感じで読んだ。「神がいなければ、すべては許される」というイワンの言葉が本作品のモチーフでありテーマだが、私にとって、キリスト教の神との出会いだった。