日本の多くの淡水魚、絶滅危機に IUCN、レッドリストを公表
2019/7/19(金) 19:02配信 共同通信
ドウクツミミズハゼ
国際自然保護連合(IUCN)は19日までに、世界の絶滅危惧種を集めたレッドリストの最新版を公表した。日本固有の淡水魚の多くが新たに絶滅危惧種と評価され、京都府・丹後半島の川にすむタンゴスジシマドジョウなど3種は、3段階ある絶滅危惧種の最も深刻なランクに指定された。
他の2種は沖縄県・西表島の川にすむウラウチイソハゼと、長崎県・五島列島の福江島に分布するドウクツミミズハゼ。
IUCNは、ダムや堤防の建設で河川の自然環境が変わったほか、農業や都市部からの汚染で日本の淡水魚の生息が危ぶまれていると指摘。外来種に食べられたりしていることも減少の要因に挙げた。
最終更新:7/19(金) 19:10 共同通信
◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です *強調(=太字)は来栖
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日本関係の30種が絶滅危惧種に 河川減で淡水魚に打撃
2019/7/19(金) 14:48配信 朝日新聞デジタル
2018年7月の調査で捕獲されたタナゴ(宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団提供)
国際自然保護連合(IUCN、本部スイス)は18日、絶滅危惧種などをまとめたレッドリストの最新版を公表した。日本関係では淡水魚が重点的に評価対象となり、ホンモロコ、タナゴなど多くの固有淡水魚がリスト入りした。ダム建設などにより自然河川が失われたことや、農業や都市からの汚染を主因に挙げ、外来種との生存競争が拍車をかけていると指摘する。
リストは深刻な順に「深刻な危機」(CR)、「危機」(EN)、「危急」(VU)に分類される。日本関係では30種が新規の評価でリスト入りした。大半が淡水魚で、CRにタンゴスジシマドジョウやウラウチイソハゼなどが入った。琵琶湖(滋賀県)やその水系の固有種も多く入り、ENはホンモロコやイサザ、ビワヨシノボリ、ゲンゴロウブナなど、VUにイワトコナマズなどが加わった。
また、絶滅は「低懸念」とされていたタナゴが新たにVUに入り、イタセンパラ、ミヤコタナゴはVUからENにレベルが上がった。
田沢湖(秋田県)だけに生息したクニマスは野生絶滅(EW)とされた。1930年代に卵が移送された山梨県の西湖での生息が近年確認され、人工飼育も行われている。
最終更新:7/19(金) 18:46 朝日新聞デジタル
◎上記事は[Yahoo!JAPAN ニュース]からの転載・引用です *強調(=太字)は来栖
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