明日はバレンタインでーですね
先日、新聞のコラムの中で
『ハプスブルク家の食卓』(関田淳子著)という本が紹介されていました。
マリー・アントワネットの両親が愛飲したココアの作り方がのっているそうです。
その頃は、チョコといえばカカオを使った飲み物のココアを指すので
今で言うホットチョコレートのことですね
バラとジャスミンの香りをココアパウダーに移し、
砂糖・バニラビーンズ・シナモンを入れた温かいミルクに溶かして
生クリームにビターチョコレート、ワインを入れて完成!
驚いたことに、その頃宮廷で使われたカカオは1ポンド(=560グラム)で
今の日本円にして10万円弱もするそうです
高価なものなのですね~
今日は加音オケの欧州演奏旅行のアルバムから
ハプスブルク家の夏の離宮として使用されていたシェーンブルン宮殿の写真をご紹介します。
関西空港からドバイ空港経由でウィーン空港に着いた私たち一行は
バスに乗り込み、中央墓地(ベートーヴェンのお墓など)を見学
その後シェーンブルン宮殿に向かいました。
時計はそろそろ夕方に差し掛かる頃のようで
日本人ガイドのRさんが、ドイツ人のご主人Rさんと
『○△×・・・!!』とドイツ語で相談しています。
ウィーンも、夕方になると市街を取り巻いているリンクを走る車の交通量が増えるらしく
見学時間の段取りをしてくださっているようです。
私たちの乗ったバスは無事シェーンブルン宮殿に到着しました。
6歳の神童モーツァルトはこの宮殿の中の『鏡の間』で御前演奏をしました。
転んだモーツァルトをマリー・アントワネットが助け起こしたところ
モーツァルトはマリー・アントワネットに求婚したという話があります
マリア・テレジア・イエローが綺麗です。
宮殿の屋根の双頭の鷲
宮殿裏の庭園と、ネプチェン噴水。一番奥に見える建物はグロリエッテ。
宮殿とその広大な庭園は、ユネスコ世界文化遺産に指定されています。
宮殿の中を見学して、外に出てきたら真っ暗でした。
ライトに照らし出されて暗闇に浮かぶ宮殿。
明日も良い日でありますように
(Kanon)