例年1月、2月は、どの大学においても学生演劇は"休演"のようです。3月になれば「卒業公演」を行う大学もあり、4月には「新入生歓迎公演」というのが一般的でしょうか。
本ブログで紹介する以下の「3大学」は、「1月・2月公演」の「予定」はありません。「3大学」とは、「九州大学」(「伊都キャンパス」及び「大橋キャンパス」)、「西南学院大学」、「福岡大学」を指しています。また「九州産業大学」その他においても同じようです。
そこで、演劇部出身者による「演劇集団」の公演予定はと思い、筆者が知っている二、三のグループを調べてみましたが、残念ながら「1・2月公演」は見当たりませんでした。
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そんな中、3月に入ってすぐの1日と2日に、「九州大学演劇部」の「後期定期公演」があることを知りました。
演目は筆者が好きな『蒲田行進曲』……といっても、筆者が観たのは《映画》です。テレビやレンタルビデオを併せて、3、4回は観たでしょうか。このタイトル名を聞くたびに、条件反射のように「テーマ音楽」や「ヤス」の《階段落ち》のシーンが脳裡を駆け巡ります。
この映画は直木賞受賞の同名小説を、原作者の「つかこうへい」自身が脚本化し、深作欣二(ふかさく きんじ)監督がメガホンを執りました。
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《 平成成25年度 九州大学演劇部・後期定期公演 》
【蒲田行進曲】
◆作:つかこうへい ◆演出:山本貴之
●日 時 2014年
・3月1日(土) ・14:00 ・18:00
・3月2日(日) ・14:00
●場 所/ぽんプラザホール
●料 金/前売り券:300円 当日:500円
5年に1度の大作「新撰組」に沸く東映撮影所。
この映画のウリは、やった役者はよくて半身不随、悪ければ死、というクライマックス「階段落ち」。
この年、その主役はスター「銀四郎」だったのだが……
スター「銀四郎」と、彼を慕う大部屋役者の「ヤス」、そして銀四郎の恋人の「小夏」。
3人のいびつな関係と、映画に対する活動屋の情熱を描いた物語。
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上記の「公演情報」は、その都度内容が更新されると思います。逐次、内容をご確認ください。また「観劇予約」等につきましては、直接、主催者の九州大学演劇部にお申込みください。