始まった『ワールド・サッカー』
ついに始まった「ワール・サッカー」――。筆者も昨早朝の「ブラジル vs クロアチア」の開幕試合を観ました。思いもよらない「オウン・ゴール」で始まったゲームですが、ネイマールがきっちりケリをつけるところが凄いですね
やはり、「優勝」候補と言われるチームは “何か” を持っていると言うことでしょうか。“格” の違いを見せつけられた思いです。果たして、我が「サムライ・ジャパン」に、そのような “何か” はあるのか……あるいは、ないのか……。
☆
さて、福岡女学院大学演劇部は「女子」部員だけです。「男子」なしの「脚本」は数多くあり、「女性キャスト」だけの演技や「女性スタッフ」だけの舞台運営も充分可能でしょう。
しかし、実際の舞台において “男という存在” なしに “人間” すなわち “男女間の意識や行動” を描くことは至難の業といえるでしょう。やはり、「女性だけ」というのは大きな「ハンディキャップ」といわざるをえません。それを承知のうえで演出・演技に挑む彼女たちの覚悟と努力に、あらためて敬意を表します。
今年3月の卒業公演『フローズン・ビーチ』の劇評において、少々厳しいコメントをしたかもしれません。しかし、それは期待に応え得る能力を見込んでのものです。これを逆手にとって “あっ!” と言わせて欲しいと思います。
★ ★ ★
福岡女学院大学演劇部第26回公演
『Tricolore(虜回転)・タイムカプセル』
・脚本:楽静 ・演出:浅原遥
・日時:2014年
6月27日(金) 19:00
6月28日(土) 14:00 18:00 ※開場は開演の30分前
・場所:福岡女学院大学ハウイ館2階学生ホール (予約不要)