『感性創房』kansei-souboh

《修活》は脱TVによる読書を中心に、音楽・映画・SPEECH等動画、ラジオ、囲碁を少々:花雅美秀理 2020.4.7

○演劇案内:『通話する男、森を忘れるな』(陰湿集団)

2015年07月18日 11時27分26秒 | ○福岡の演劇案内

  

  素晴らしい舞台の『Tempest』(福岡女学院・岩井ゼミ)

   現在、九州のある地方都市において、ある組織体の方々に対する「宅地建物取引士」 受験勉強の特別講師を務めている。その初日が今月9日だった。その前日8日、筆者は素晴らしい感動的な「舞台」を堪能し、翌朝、その余韻を抱きつつ某市へと旅立った。

  その「舞台」とは、本ブログでもご紹介した「福岡女学院大学・岩井ゼミ卒業公演」の『Tempest』(作:シェークスピア・演出:岡崎沙良)であり、総てに洗練された秀逸な舞台だった。。「舞台」を観終えたその夜、筆者はまったくテレビを見ることなく、数々の「シーン」を振り返っていた。

  なぜこの「舞台」は、こんなにも感動を与えるのだろうか。なぜこんなにも役者が活き活きと、そして、瑞々しく演じ切ることができるのだろうか。今回は「音響」も「照明」も文句なく、優れたプランニングそしてオペレーションだった。少なくとも、これについては、もう  “プロ級” といってよい。

   何と言っても、「音響」と「照明」と「演技」との、息をのむほどのコラボレーションに圧倒された。今こうして原稿を綴りながらも、そのときの興奮と余韻とが甦って来る。それにしても、「この劇団」は多くの魅力にあふれている。無論、この「舞台」については、後日、きちんとした「演劇鑑賞」を書きたいと 思っている。それまで、しばしお待ちを。

       ★

   さて、今回の「陰湿集団」の「舞台」は「一人芝居」。役者は、『蒲田行進曲の〈ヤス〉を演じて以来、独自の芸風を確立しようと努力している「白居真知」氏であり、これまで以上に楽しませてくれるだろう。

   それにしても「山本貴久」氏をはじめ、陰湿集団」は精力的だ。3月下旬の「旗揚げ公演」の陰湿クラブ』から、「第2回目公演」(5月下旬)の 『 アイ・ドン・ノー・ホェア・アイ・アム 、そして「第3回目」となる今回――。何と4か月ちょっとで、「計3回の公演」をこなそうとしている。いくら若者の集団とは、いえ逞しい。

   今回は「どのような哲学」や「メッセージ」を、そして、「」や「芸術」を表現してくれるのだろうか。

           ★

 

  陰湿集団第3回公演

  通話する男、森を忘れるな

 

 【あらすじ】

  男の日常は少しずつ、ねじ曲がる。その進行は目に見えず、彼の選択肢は限られてゆく。彼には何が残されるのか。何を残すことが許されるのか。今日も受話器を手に取り、言葉が増えては、消えてゆく…

 

●作・演出/山本貴久

●出演/白居真知  

●日時  82日() 13:00~

●場所  九州大学箱崎キャンパス 「課外活動共用施設305」

   住所:福岡市東区箱崎6-10-1

 クリック! ◆「九州大学箱崎キャンパス」の校内マップ

    上記マップの「緑色」の  18   番の建物が「課外活動共用施設」です。「18」番をクリックすると、当該「建築物」の外観が示されます。

●料金  100円(一律)

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