こんにちは。私の住む地域でも本格的に暑さ到来と云った感じです。熱中症などには十分お気を付け下さい。
そしていよいよ,私にとって1年の大イベントであります祖霊大感謝祭のお盆がやって参ります。毎年,御先祖様に御供物の献立をお中元が過ぎた頃から考え出します。貧乏だった頃は,お盆やお彼岸の御供物と云えば団子餅が精一杯でしたが,今は有難いことに色々と献立を考えられるくらいまで何とか成長することが出来ました。特にお盆やお彼岸の御供物は,その地域や宗門宗派でも違いますが,私は自分の好きなものをお供えしています。たとえば,御赤飯と白米と御粥や竹の子だったり,煮物やお新香,御団子にミカンやぶどうなどです。それと飲み物です。御味噌汁なんかもそうですね。
又,今年は奈良県の吉野郡天川村にある天河大弁財天社「通称:天河神社」で旧暦8月9日の七夕神事に祖霊供養の申し込みを致しました。夕刻前から燈火を神社境内に灯し,祖霊や縁のある御霊を供養する伝統的な神事であります。
それでは,タイトル通りに本日は,僧侶の世俗化が仏法を滅ぼす3を記事にさせて頂きたいと思います。前回の「僧侶の世俗化が仏法を滅ぼす 2」では,お釈迦様のお弟子さんのひとりであった周利槃特(しゅり・はんどく)さんが「あることで」悟りに至り,後世において仏様として又,十六羅漢の御一人としてお祀りされていると云う内容を書かせて頂いて終わりましたので,その続きを書かせて頂きます。その「あることで」とは一体何なのかと申しますとそれは「掃除」です。自分の名前すら覚えることが出来なかった周利槃特さんが掃除だけで悟りに至りました。私はこの話に神や仏に仕える神髄が隠されていると考えています。
私も毎日2時間前後,掃除をしておりますが悟れません(笑)神社や寺院,会社や自宅でも掃除は第一であり,神道で言うところの祓いです。寺院でも若い僧侶さんが初めに教わる修行が徹底した掃除です。曹洞宗の大本山永平寺では,塵ひとつ落とすことならぬと云うことで夜中1時頃から雲水さんが頭に懐中電灯をつけて掃除だけをする係りもあるくらい重要な修行のひとつになっているのです。会社でも掃除を根本に据えているところもありますし,マイクロソフトの創業者でもあるビルゲイツさんと社内清掃係りのおばさんとのエピソードはとても有名な話です。又,世界的な大企業にまで成長させた松下幸之助さんも掃除を重要視し松下政経塾の塾生には掃除を徹底させる話を聞いたことがあります。ダスキンさんもそうですね。経営の根本を掃除と祈りとしています。
他にも掃除に関するエピソードはたくさんありますが,何故ここまで掃除にこだわるのかと申しますと私が考えるに掃除には,その場を清め停留している悪い磁気や波動を祓う効果があるのではないかと考えております。私たち人間の目には観えませんが誰にでも掃除の前と後とでは空気が違うことは認識できると思います。そして,この掃除の以ている祓いの力とパワーで自分自身も清めることができ,さらには心の病との関係性も見いだせるのではないかと考えております。普通の健常者であってもホコリが溜まった部屋に閉じこもっていれば誰でも具合が悪くなると思いますし,神棚や仏壇にホコリが蓄積していてはお祀りになりません。
今日の周利槃特(しゅり・はんどく)さんの話は,今を生きる私たちへ重要なことを伝えてくれているようにも考えられます。どんな人であろうと道を極めることができ,ただ単に頭が良いとか悪いとかそういった短く小さな尺度ではなく,人にはそれぞれ個性があり,得意不得意もある。そのことに一喜一憂するのではなくてもっと大局を観て行きその中で自分を信じ,今あることに懸命に努力することができれば誰であっても周利槃特(しゅり・はんどく)さんのようになれると云う物語であったと思います。又,自分の名前も覚えることが出来なかった周利槃特(しゅり・はんどく)さんは祓いの神様の化身であったのかもしれません。
前回,周利槃特さんはアニメのキャラクターになったとお伝えしました。そのアニメのキャラクターとは天才バカボンのレレレのおじさんです。まだまだこれからも「僧侶の世俗化が仏法を滅ぼす」は記事にして行きたいと思います。拝
感謝・反省・謙虚・奉仕・素直の五つの心柱を伝えさせて下さい! あさひは負けねぇ。クリック応援お願いします!
宮柱太如き立て 高天原に千木高しりて 感謝・反省・謙虚・奉仕・素直の五つの心柱を伝えに来ました。 仕送りの御役 花咲 あさひ 拝 ブログ開設53日目 記事数第61記 あさひのプチ預言 編