チャイばばの部屋        (旧:かっぱのひとりごと)

映画、本の感想を中心に、「いや~っ!○○ってほんっとうにいいですね♪」と思える事がらをつれづれなるままに…

HERO(☆☆☆☆)

2007-09-22 09:29:31 | 映画
みなさん、またまたご無沙汰しておりましたが
お変わりありませんか?
最近また夏の暑さに逆戻りですが、
体調くずさないよう、ご自愛ください。

…さて!やっと見てまいりましたよ~!
大好きなドラマ「HERO」映画版!!!
久利生と雨宮がメインぽいのはちょっと残念でしたが、
城西のメンバーが再び勢ぞろいしてくれたことに拍手です
映画というよりドラマの延長ではありますが、
楽しいひと時をすごすことができました♪

イ・ビョンホン氏かっこいい♪
韓国料理美味しそう♪
児玉清さん、松本幸四郎さんのツーショットしぶすぎ
中井貴一さんの悟りを開いたような境地、「ビルマの竪琴」のようでした。
一方、香川照之さん、ちょっと「キサラギ」のイメージが強すぎて、
頭にヘアバンドつけたくなりました(笑)。

などなど、かっぱば的にいろいろ楽しめる一本でした。
「県庁の星」のような軽く笑える作品が好きな方にはおすすめです
(被害者側の哀しみや苦しみの描写と捜査方法にいまいち真実味がないので、
 娯楽映画としてみないと不満がでるかもしれません)
 

それと、数回涙がほろりとくる場面も。
被害者だけでなく加害者のこれからのことも見据えている
久利生検事に感動しました。
現在公判中の裁判で、無茶苦茶な弁護をしている弁護士に
久利生と中井貴一の言葉をきかせたいと思いました。
河合隼雄さんも「償いの機会を失われたことによる深い傷と不安定さ」
について著書でふれていました。

最後に、ドラマSPの時と同様、続編を匂わせる演出が3箇所ほど。
スタッフのみなさ~ん!よろしくお願いいたしま~す






河童のクゥと夏休み(☆☆☆☆☆)

2007-08-05 12:04:24 | 映画
かっぱば、この夏一番の期待の映画、ようやく見て参りやした!
「ピアノ…」にちょっとがっかりだったので、
アニメはやめとこうかなぁと一瞬迷ったのですが、
いやあ、やっぱり河童はすばらしい生き物でした!!(笑)

予告やチラシでちっとも可愛く見えないクゥちゃん。
ところがどっこい、始まってすぐにクゥちゃんに感情移入してしまい、思わず涙。。
復活後はもうかわいくてかわいくて仕方ありませんでした。
健気でいじらしくて「もう、ぎゅ~ってだきしめてあげたい!」
そんな気持ちがこみあげてきちゃいました。

人間の弱さを描きつつ、それを責めたりしないクゥちゃんや「おっさん」。
何度となく静かに涙がこぼれて参りやした。。。

かっぱばもクゥちゃんのような気持ちで生きていけたら
幸せだなあと思いました。
人間世界にどっぷりつかってしまったかっぱばですが、
時々クゥちゃんのことを思い出し、精進して参りたい、
そんな気持ちになった2時間半でありやした。

ブログをご覧になっている皆様、
この夏クゥちゃんに会いに映画館に足を運んでみませんか?
かっぱば推薦の一本です。

キサラギ(☆☆☆☆)

2007-07-29 22:01:29 | 映画
こんばんは!
最近ヒット作に出会えず、ブログ更新が滞っておりました。
口コミでいいと評判の作品を見ても居眠りしてしまうありさま。。。
「ああ、このまま『映画評論ブログ』として復活できないのでは!」
…そんな思いを持ち始めていた矢先、ようやく久々のヒット作です!

「キサラギ」

いや~、香川さんの演技はじめ、5人の男性陣がみんないい味出してました!
一人のアイドルが亡くなっているという、よく考えるとつらい話なのですが、
思いっきりコメディとして楽しめてしまいます。

う~ん、いろいろ面白かったところ書きたいのですが、
まだご覧になってない人が多いと思いますので、
ここでは「テンポよく笑える小気味いい作品」とだけご紹介させていただきます。

DVD出たら借りて、ミキちゃんの歌にあわせて一緒におどりた~い♪

なんか最近笑ってないな~
おもしろい映画ないかな~

…そんなあなたにおすすめな一本!
ゆる~い気持ちで足を運んでみてください☆


ありがとう!フラガール!

2007-04-15 08:45:41 | 映画
9月公開以来半年以上にわたっての超ロングラン上映!
とうとう今週で終了予定とのことです。

そこで「最後にもう一度大画面で。。。」と思い、
この映画に関わった方々への感謝の意味も込め、
最後の映画鑑賞に行ってまいりました。

もう泣かないで見られるだろう、と思っていましたが、
いえいえどうして。
やはり自然に涙がぽろぽろとこぼれてしまうのでありました。
(もう、パブロフの犬状態!?)

蒼井優ちゃんに圧倒された第一回目の鑑賞から、
回を重ねるごとに、徳永えりちゃん、松雪泰子さん、
富司純子さん、など他の出演者の方々への共感も高まり、
あの中の人皆が愛しく思える、
(反対派の組合長さんとか静ちゃんのおじさんとかもいいなあ)
自分の中で大切な作品となりました。

こんな大好きな作品を作ってくださった皆様はじめ、
映画をずっと上映してくださった映画館関係者、
「フラガール」ファンで、素敵な感想を書いてくださっていた皆様方。
とにかくこの映画に関わられた方々に感謝申し上げます。

ありがとう!「フラガール」!!!


DVD「フラガール」メモリアルBOX(ネタばれ注意報発令中)

2007-03-18 09:50:25 | 映画
3月16日…待ちに待った発売日!
たとえ仕事で腹の立つことがあったとしても、
このDVD買うお給料のため…と我慢できてしまうほどの期待感でした。

…で、結果はやはり期待を裏切らず、大・大・大満足!です。
かっぱばは、すでに本編2回観てしまいました。

まあ、本編は感動なのは既に分っていましたが、
特典映像もすばらしい!!!
第一期生同様、映画の中のフラガールたちも皆素人の方ばかり。
(←あとでプロの方もお2人加わりましたが)
映画のラストシーンに向けて、ほんとに一生懸命練習に励んでいらしたのですね。。
フラガールたちは、演技というよりは、実体験として、
フラのショーを創り上げる苦労と喜びを味わっていたのです。
ラストシーン、あれだけの感動を与えるのは、
あの笑顔や涙、踊りが本物だったというのも大きいかもしれません。

それと、早苗ちゃん役の徳永えりちゃん!!
役だけでなく、実際も
「一緒に踊りたいけど踊れない。
 自分にできるのは影で応援すること。。。」
そんな想いを持っていたのね。
早苗ちゃんが夕張行きが決まったあとのボタ山のシーン。
どうやら、ラストシーンよりもあとに撮影されてたみたいですが、
あのシーンもかなり涙ぼろぼろだったのは、
早苗ちゃんの演技も本物だったからですね!

静ちゃんの感動シーンを作るための秘話や、びっくりソロダンスシーン!
本編ではカットされてた洋二朗のセリフ
(「穴掘りでね石炭堀だ!」の対になる言葉)。
実際の一期生のインタヴュ-。
などなど、とにかく内容盛りだくさん!!
購入を迷われてる方!
ぜひぜひ「メモリアルBOX」の購入をお薦めいたします!!!

どのくらいお薦めかというと、
①既に持っているかっぱばが、「保存版としてもう一つほしい!」と思い、
 (…実際は買えませんけど。。。)
②「もう一度大画面でみた~い!」ということで、
  今日最後の映画館鑑賞を決意したほど
…であります。

さあ!皆さん。もうすっかりDVDがほしくなりましたね!
売り切れ前に、今すぐショップへGO!です♪

☆おまけ~その1☆
部長の訛り。
シナリオにはのってませんでしたが、字幕で確認できました。
でも…読んでも後半は???でした。。。

☆おまけ~その2☆
監督の舞台挨拶。
地元の映画館の観客の中にかっぱばと相方の姿が!
(豆粒でしたけど、かな~りうれしかったです!)


おめでとう!フラガール!(日本アカデミー賞)

2007-02-17 08:47:16 | 映画
昨日の日本アカデミー賞、まさかまさかの最優秀作品賞受賞!!
ほんっとうにおめでとうございます!!

…なんか「大手の映画会社や関係者によるお金にどろどろした賞」
というイメージをもっていたこの賞でしたので、
蒼井優ちゃんの最優秀助演女優賞はかたいと思いつつ、
最優秀作品賞は無理だろうなあと思っておりました。

でもでも、かっぱばの予想を裏切って見事に受賞!!
びっくりしながらも、うれしい気持ちでいっぱいなのであります。
本当におめでとうございます。

おりしも昨日、仕事の昼休みに「フラガール」の感想レビューを読み漁り、
「絶対DVD(もちろんメモリアルバージョン!)と
サントラ(2月21日発売の1曲多いバージョン!)買う!」と決心。
早速仕事帰りに予約をしてきたところでありました。

これから、また全国のいくつかの映画館で再上映される「フラガール」。
2月21日に再発売のサントラ(これ、もう買ってる人には申し訳ないですよね)。
3月16日発売のDVD。
結構経済効果もすごいかも。
…今までとは違った意味で、「やっぱり金だったりして(笑)」と
ちょっぴりおもってしまったひねくれもののかっぱばなのでありました。

何はともあれ、おめでとう!「フラガール」!!



☆おまけ☆
DVDのメモリアルバージョンには
シナリオ「フラガール(完全版)」がついている模様。
吉本部長の訛り炸裂シーンの謎がようやく解明されます!!
やった~!
(でもくやしいので何度かDVDで確認してから答えあわせしようっと♪)


それでもボクはやってない(☆☆☆☆☆)

2007-01-21 11:09:23 | 映画
21時15分からの上映(レイトショー割引)、終了時刻23時50分という、
早寝で良い子のかっぱばにとっては過酷なスケジュール!
最近こういうパターンでは、ほぼ確実に寝てしまっていました。
しか~し!
この作品は、夜遅い上映、2時間半の上映時間、ということを
ぜんぜん感じることなく、ぐいぐい作品の中に引き込まれ、
あっという間に時間が過ぎていきました。

先週鑑賞した「蟻の兵隊」同様、国家権力の恐ろしさ、
三権分立といいながら、司法も結局は国の機関であり、
政府機関等とぐるであるということを感じずにはいられませんでした。

裁判員制度もどうなんだろう?と思っていましたが、
現実の裁判がこのような感じなのであれば、
裁判所・検察側以外の一般の意見も取り入れられるのは
悪いことではないのかも…と思い始めました。
(もちろん一般の人が皆良識ある判断力を持っているかという疑問もありますが)

しかし、周防監督ってすごいですね。
ほんとにおもしろい映画でした。

役所広司、もたいまさこ、加瀬亮、瀬戸朝香、山本耕史、
大森南朋、小日向文世(ほんとこの人いろんな役ができますね!)等等、
俳優陣も素敵!!!

映画館に行くことをお勧めしますが、
まあ、大画面でなくてもいいかもしれないので、
DVDになったらぜひ多くの方に見ていただきたい良作です!!
冤罪、日本の裁判制度等について考えてみませんか!?

フラガール!(3回目感想…ネタバレあり)

2007-01-13 09:24:23 | 映画

ようやくこの前の水曜日に3回目の鑑賞を完了いたしました♪

1回目2回目の時は、興奮状態となり、
上映中ほとんどずっと涙(と鼻水)の垂れ流し状態となっていましたが、
あれから数ヶ月のクッションをおき、
今回はちょっと冷静に鑑賞することができました。
(ただ、初涙が冒頭の「チラシをみつめる早苗ちゃんのシーン」だったので
涙が出る早さは3回目のほうが上でしたけど…)

今までは紀美子の立場で見ることで、心がいっぱいいっぱいでしたが、
今回は他の登場人物の気持ちを追う心の余裕もでき、
まどか先生や、早苗ちゃん、小百合をはじめ、
様々な人物の気持ちに思いをはせ、静かに涙がこぼれてきました。


(…以下ネタバレです。映画未見の方はご注意ください)

小百合の「おどらしてくんちぇ」のシーンも、
以前は「宣伝用の公演だし、小百合のソロがあるわけでもないし、
小百合だけ帰らせればいいのに」と思ったので、共感できずにおりました。
でも、小百合は「穴の中で歯を食いしばって苦しみながら仕事を行う時代」
に対する決別の思いを持っていたのかなあ、
そしてそれをお父さんも望んでいると確信していたのかなあ、と思い始め、
3回目の鑑賞にして初めて静ちゃんにも泣かされました。

そして、それに対する非難を自分ひとりで背負おうとするまどか先生にも涙。。
このとき千代をはじめハワイアンセンターに反対する住民に向けた
まどか先生の言葉がまた涙を誘います。
(最後の公演の直前の先生の言葉よりずっとずっと感動的でした)

最後のダンスシーンも相変わらず素晴らしかったです。
でも、今回はちょっと冷静に見れたので、
ちゃんと頭の髪飾りにも注意することができました。
早苗ちゃん、千代、洋二朗、小百合パパ、様々な人々の想いを背に
踊るフラガール達。
一度死んだと思わせて起き上がる再生のダンスは、
炭鉱の町からハワイの町へと再生する
いわきの町を象徴しているかのようです。

…というわけで、3回目の鑑賞も大満足の結果となりました。
DVDだけでなくサントラの購入も決心いたしました。
(お金ないのでサントラは給料出たら買います!!)

それにしてもまだ上映中のロングラン。終了日も未定とか。
もう一つの映画館でももうすぐ、凱旋再上映予定です。
恐るべし!フラガール!!

追伸:
部長の訛り炸裂シーン、
3回目も全部聞き取ることができませんでした。。。
無念!!

 


時をかける少女(となりでフラガール)

2006-10-08 14:38:40 | 映画
はっきりいってしつこいくらいの「フラネタ」です。

実は昨日映画「時をかける少女」を見に行きました。
賛否両論分かれている映画のようですが、
かっぱば的には普通のアニメ作品として受け入れることができました。
特別おもしろいわけでも、特別つまらないわけでもありません。
(個人的には映画館で見る必要もないかなあと思いましたが)

…でもでも、主題歌よすぎ!
エンドロールの時、急激な腹痛に襲われたのですが、
歌を最後まで聞かずにはでれない!と思い、
ぎりぎりのところでこらえておりました。
(終わって速攻トイレに駆け込み、
人と時間差で映画館を後にしたのはちょっとはずかしかったです)

奥華子さんというシンガーソングライターが歌う「ガーネット」。
その歌を聴いてから映画を反芻したら、
なんだか映画自体も「きゅんとするいい映画」と思えてきたから不思議です。

早速今日シングルをゲットしアルバムもレンタル。
ただいまBGMで心地良い歌声を聴きながら更新しております。

…さて、フラネタでしたね!
実はこの映画を観ている途中、隣からか上からかわかりませんが、
「フラガール」の聞き覚えのある音楽が!!
この音楽を聞く前は「さすがに3回目はちょっと早いよね~。
もう少し経ってからみようね」と話していたのですが、
「いや~ん。フラガールにすればよかった~!」と思ってしまいました。

でも、奥華子さんというアーティストに出会えたので、
昨日の映画鑑賞は成功だったかな♪
3回目はまた今度~!


おそるべし!フラガール!!

2006-09-24 22:47:02 | 映画
予告どおり、監督舞台挨拶つきの二度目の鑑賞行ってまいりました。
いつもはまばらな田舎の映画館も、立ち見ありの大盛況!

監督は「ちょっぴりシャイで、謙虚な方」という印象をうけました。
トロントで上映した時に、「常磐ハワイ」のことなど何も知らない
外国の方にも感動が伝わっていたことを語られてましたが、
フラガールファンのかっぱばもそれを聞いてうれしくなってしまいました。

一緒にいらしていた「フラガールのみなさん」も綺麗でびっくり!!
映画の中では、田舎の普通のお姉ちゃんに見えていたのに、
実際はなんだか都会の美しい方々だったのですね~。

そして、映画もやっぱりすばらしい!!
約17時間後の鑑賞だったにもかかわらず、
一度目に負けないくらい泣いてしまいました。

パンフレット読んでるだけでも泣けてくるし。。。

う~ん。
しばらくは他の映画みなくていいかも。
「フラガール」の余韻にどっぷりつかりたい、
そんな気分のかっぱばでありました。

監督やフラガールのみなさんに
「宣伝よろしく」と言われたので、
連日ですが、フラガールネタにさせていただきました。

まだ見に行ってないみなさ~ん!
ぜひみにいってくんちぇ☆


☆おまけ☆
かっぱばの新婚旅行。
実は何を隠そう「スパリゾートハワイアンズ」!
こんなエピソードがつまった場所とはまったく知りませんでした。
我ながらナイスな選択だったなあ!
…悔やまれるのは、フラをちゃんとみてこなかった事と、
すばらしい温泉が脇にあったのに、流れるプールしか入ってこなかったこと。。。
つめがあまいですね。。やはりもう一度行かなくては!!

☆おまけ2☆
「常磐ハワイアンズ」といえばやはり「金風呂」!
母親が町内会で行った旅行で記念撮影してきて、
「金のお風呂。すごいべ」と見せられた記憶があります。
…でも去年行った時はどこにあるのかさっぱりわからず。
もうなくなってしまったのかしら?…残念。