チャイばばの部屋        (旧:かっぱのひとりごと)

映画、本の感想を中心に、「いや~っ!○○ってほんっとうにいいですね♪」と思える事がらをつれづれなるままに…

フラガール(☆☆☆☆☆)

2006-09-24 01:16:22 | 映画
いや~!!久々の満点の映画でした!!!
笑って泣いて(本当に何度も笑ったし泣きました!)フラに感動し!
う~ん。もう一回見てもいい!!

…というわけで早速明日2回目の鑑賞です(笑)


(これ本当です。
なぜなら、明日監督の舞台挨拶があるそうで。。。
こんないい映画を作った監督の生の声を拝ませていただこうと思います)


…人の人生というものは、生れ落ちた時代や環境に
大きく左右されるのだということを改めて実感。
それでも、この映画の中のフラガールたちは
けして「時代が悪いせい」にして逃げたりせず、
厳しい現実にむきあいながら、
未来を切り開いていくのであります。

2006年現在。
昭和40年代のいわき市とはまた違った問題がたくさんあるわけですが、
「時代を憂いるだけでは何も変わらない。
何か行動を起こしていくことで、現実は少しずつ変わっていくのでは…」
そんなことを考えさせられた映画でした。

家族愛、兄弟愛、師弟愛、友情が盛りだくさん。
時代の波に翻弄された人々の人生悲喜こもごも。
登場人物一人ひとりの感情が、ほんとにどれも共感できて、
一緒になって怒ったり、悲しんだり、喜んだり。
なんか映画の世界にどっぷりはまれた2時間でした。


…とりあえず、こんな下手なレビュー読むよりも、
とにかく一度映画館へ足を運んでみてみてください!!
かっぱば的に「二人日和」以来の大ヒット作品です!!

花田少年史(☆☆☆★…3.5)

2006-09-03 01:17:57 | 映画
いや~。花田少年史。単純に楽しめる映画でした。
(ただ、交通事故やら海の事故やら子どもの病死、
離婚・再婚・めかけの問題とか経験された方には
ちょっときついかなと思いましたが)

かっぱば的には、映像も退屈せず、
映画館の大きいスクリーンで見る価値はあると思いました。
子役の子たち、篠原涼子、西村雅彦、もたいまさこなど、
いい味を出してましたね~

笑いとほろりとさせる場面と、適度にちりばめられてるので
夏休み映画としては、この夏一押しかもしれません。
アニメ見るような感覚で観にいってみてはいかがでしょうか。

幽霊っているかもな~って思うと、
ちょっと襟を正して生きなくてはと思えるのもいいですね☆







ゲド戦記(☆☆☆☆)

2006-07-30 21:26:07 | 映画
前評判の悪さに少しびびりつつも、
「トトロ」効果のため、予定より早めの鑑賞となりました。
かっぱば的には「そんなにひどくないよ~!
ってか、『もののけ』『千と千尋』『ハウル』よりはいいんですけど。。。」
というのが感想です。

なんか、アレンとテルーの愛らしさは、
昔好きだったアニメ「ハイジ」「フランダースの犬」「未来少年コナン」を
思い出してしまいました。
二人とも初々しくて素敵☆

食事のシーンもよかったです。
粗食なんだけど、木の器にもられたスープやら、
屋外で食べるパンやらおいしそうだったな~。

激しいシーンはないですけど、最後まであきずにみれました。
でもって、説教臭いっていう声が多いようですが、
かっぱばはもっと説教臭くても大丈夫です。

まあ、感動という点では、流した涙の量が、
予告の「花田少年史」と同じくらいだったので、微妙です。
でも、「テルーの唄」はやっぱり泣けたし、
映画観終わったあとに、
「みんな闇を抱えて不安と戦いながら生きてるのね。
 私もがんばろう」と思えました。

ということで☆4つ!
最近のジブリ作品はどうも今ひとつ…という方には
こちらの方がお肌にあうかもしれませんね。

「花田少年史」観るぞ~!!


となりのトトロ(☆☆☆☆☆)

2006-07-28 23:18:46 | 映画
明日からの「ゲド戦記」公開にむけてのジブリ放送第二弾。
でました!私のお気に入り作品「となりのトトロ」!!

いや~!やっぱり名作でした!
田舎生まれで田舎育ちのかっぱばには最高の作品です♪

なつかしい風景の中に、
村の人たちやちょっぴり不思議な世界とのふれあい。

さつきやメイやばあちゃんやかんたはもちろん、
トトロも猫バスもまっくろくろすけもみ~んな大好き!!!
音楽も素敵だし☆

まだ観てない方がもしいらしたら、かな~りお勧めです!
(まあ、観てない人あんまりいないですかね。
 …でも、何をかくそう、うちの相方は観てません。
 今日も残業なので録画してあります。
 これは気に入ってくれるといいなあ。。)

今もなんか気持ちが満たされてます。
子供だった頃の気持ちに戻れたというか。
なんなんでしょうね。この気持ちは。。。

かっぱば的には、「トトロ」位の
現実世界と不思議な世界との交錯がちょうどいいみたいです。
「自分の身の回りにももしかしてこんなことがおきちゃうかも。。」
って思える程度の不思議ワールドが、かっぱばの心をくすぐるのです。
トトロのおなかでお昼寝した~~い!

…いや~!映画って本当にいいですね!!

ついでに、最後の「ゲド戦記」の宣伝用の”テルーの唄”
も琴線にふれ、うるうるしてしまったかっぱばです。
今週末は無理かもしれませんが、絶対観るぞ!

↑すっかり映画会社の戦略にはまってしまっているかっぱばでした(笑)。


リロ&スティッチ(☆☆☆☆)

2006-06-12 19:20:10 | 映画
「松子…」を「ディズニー映画をみているようだ」と
コメントされている方がいらっしゃったので、
ふと、数年前に見たこの映画を思い出しました。

松子もリロも愛に飢えた(と感じた)幼少時をすごしましたが、
リロの方は、健全な形で、その飢えを癒していってる気がします。

愛というものをまったく知らないスティッチとのかかわりの中で、
お互いが少しずつ変化していくというストーリー。
「松子…」は、ちと見てるのつらかった、という方にも、
安心して観てただける作品だと思います。
(もちろん胸がきゅ~っとなる場面もありますが、
「松子」の人生を思うときの苦しさとは違います。
まあ、現実世界は「松子…」の世界観に近いのかもしれませんが、
心あたたまるアニメの世界に浸りたい時もありますよね)

最初全然かわいく見えなかった「リロ」と「スティッチ」も、
見終わる頃には、「ぬいぐるみほし~い!!」と思うくらいに
愛しくなってしまうはずです。


「松子」的要素は持ってるけど、
「松子」的人生はちょっと送りたくないです…と言う方、
「となりのトトロ」が好きな方、におすすめの一本です。





嫌われ松子の一生(☆)

2006-06-10 11:16:28 | 映画
昨日レイトショーで見てまいりました。

感想は…見終わった直後は
「なんじゃこりゃ??」

だったのが、

一晩経ったら、
「松子ってすごいなあ」

という気持ちが生まれてました。
(登場人物の多くがそうであったように、
松子ってあとからとっても懐かしくなるのかも)


映画の中にもありましたが、
結局人間の「愛」は不完全でいびつなもの。
それに傷つきながら、
それでも「人を愛そう」「愛して欲しい」と
思う松子の生き方は、すごいです。


私的には松子の最期が、現代社会への問いかけのように思いました。
あまりにも「愛」のない時代に生まれ、
人間がおかしくなってきてるんじゃないかと思います。
松子は現代のキリストではないかという方がいましたが、
なるほどな~という感じです。
 

よくわからんコメントですみません。
まあ、幼少時の家庭環境やら、DVから逃れられない心理やら、
いろいろ考えさせられるところはあるかもしれません。

最近の無差別殺人は理解できないけど、
「あべさだ事件」のような熱い殺人は理解できる、
と言う方は、一度観てみてください。
松子をいとおしく思えるのではないでしょうか。


個人的な好みにより☆ひとつとさせていただきましたが、
かなり眠い状態でいったのに一睡もしなかったということは
私の中ですごいことであったことを最期に申し添えます。







ジョゼと虎と魚たち(☆☆☆☆☆)

2006-06-04 12:50:07 | 映画
こんにちは。
とうとう昨日ブログ更新連続記録が4日で止まってしまいました。。。
休日出勤の疲れからか、夕ご飯も食べずに眠ってしまったのでした。
「かっぱは4日坊主」ということではけしてありませんのでご安心を!

さて、今回は予告どおり「ジョゼ虎」の感想です。
これ実は、1年以上前にみた作品なので、
かなりあやしい感想となりますがご勘弁を。。。
ちなみにみなさまのご想像どおり、
「池脇千鶴ちゃんのヌードが見たい♪」という声につられての鑑賞です。

なお、この先ネタバレ気味なので、まだ見てない方
先に作品を観られることをおすすめします。
原作の方がよかったという意見もあるようですので
そこもご検討ください。
かっぱは原作よりも映画がよかったので、
映画が先で問題なかったです。
ヌードについては「さよならみどりちゃん」ほどの
満足感はないかもしれませんが、相方は一応満足していたようです。


かっぱ的には、妻夫木くんの弱さを見透かしつつ
それを受け止めるジョゼの強さに感動しました
(多分そういう理由での感動だったと思います。
 ストーリー自体かなりあやふやなので
 もしかしたら違ってたらごめんなさい)

結局、調子のいいこといっておきながら、
最後は責任の重さに耐え切れなくなって、
逃げ出してしまう人間の弱さを、
「しかたないよね、人間だもん」ってうけとめてるような感じ。
ラストの飄々と風をきる姿にじ~ん。
(まあ、そこまでジョゼを成長させてくれたのは
 なんだかんだいって妻夫木くんなんでしょうけどね)。

ただ一つ納得いかなかったのは、
「なんでまた前の女なんだよ!」っという点でしょうか。
人のためになりたいとかいっておきながら、
結局偽善だったあの女と自分が似てるから??
「妻夫木くん最低!」と思ったのを覚えています。

でも、お気に入りサイト「映画生活」の中で、
「冒頭シーンにどんでん返しの秘密がある!」という話題が上っていたので、
もしその解釈が本当なら最高のハッピーエンドかもしれません。
なので、私ももう一度見てみようと思っています。


ちなみに、この映画韓国での鑑賞となりました。
韓国では映画が1本600円とかで見れてしまうので、
旅行中、暇だったらのぞいて見るのもいいかも。
字幕版で見れば、日本語そのまま生きてますから。
(とはいったものの、旅行代払ってわざわざ行ってんのに
 映画みるってのも変ですよね)
韓国人がうけるシーンと日本人(かっぱ)のうける場所が違ってて、
興味深かったです(なんでここで笑いがおこんの!?みたいな)


メゾン・ド・ヒミコ(?)

2006-06-02 23:06:59 | 映画
みなさん、こんばんは。
「三日坊主にはならんぞ!」と、飲み会帰りのぼ~っとした頭で更新です。
映画の内容については微妙なコメントですがお許しください。

「ブログたるもの更新することに意義がある」

ということで。。。


さて、今回は「西島君のファンです」という声にお答えしてお送りいたします。

この作品、オダギリジョーと柴崎コウということで有名ですが、
実は西島君も出演しております。
しかも「さよならみどりちゃん」同様ダメ男役。
みどりちゃんのときより、ダメっぽいです。

けっこう評判いい映画だと思ってDVD借りてみましたが、
私にはこの映画のよさがいまいちわかりませんでした。
でも、西島君好きな方は、脇役ですがでてますのでお試しください。

「ジョゼと虎と魚たち」の監督だということで期待してたのですが。。
この映画お気に入りの方、どのあたりがよかったか
ぜひ感想をお聞かせください。

ちなみに次回は「ジョゼ虎」です。
これは文句なしの作品でした!こうご期待!




さよならみどりちゃん(☆☆☆☆☆)

2006-06-01 19:30:55 | 映画
今日でブログ3日目のかっぱです。

人間世界には三日坊主という言葉もありますが、
初のお客様に気をよくしているかっぱは、絶好調!
しばらく飽きる気配は感じられません。
ずばり、目標は10年!
健康に留意し頑張りたいと思います。


さて、今日のお題の映画ですが、残念ながらかっぱの住んでるところでは
上映されなかったので、DVDでの鑑賞となりました。

旦那の「星野真里ちゃんのヌ~ドが見たい♪」という声と、
お気に入りサイト「映画生活」での評判のよさに惹かれての鑑賞です。

いや~、これまたいい作品でした!
西島くんのダメ男ぶり(後半やりすぎの感もあったけど)と、
そんなダメ男になぜか惹かれてしまう、どうしようもない女心。
2回くらい繰り返された西島くんの素敵な笑顔のシーンでは、
「ああ、そうそう!恋に落ちる”瞬間”ってあるよね~!」と妙に納得しました。

どんなにひどいこと言われたりされたりしても、
「いや!あんな素敵な笑顔の彼は、根は絶対いい人!
ちょっと心が傷ついてて、ひどいことしちゃうけど、
そのうちきっと(私と接してるうちに)変わってくれるはず…」
そんなふうに思っちゃうのではないかしら?

「自分ってもしかしてダメンズウォーカ-?」そう思っているあなた。
「○○ちゃんって俺様好きだよね~!」と、友達によく言われるあなた。
「つらい恋にそろそろさよならしようかな」、そんな風に思っているあなた。

この映画、きっと気に入るでしょう。

あ、あと真里ちゃんのヌードが気になってる方も、
期待は裏切られないでしょう
(ぬぎっぷりがいいという意味で)。
真里ちゃん自身も
「ヌード目当てでもいいから、
見てもらわないことには始まらないので…」
というようなことをおっしゃっているようなので
遠慮なく見ていただきたいと思います。



ダ・ヴィンチ・コード(☆☆☆)

2006-05-31 19:53:24 | 映画
自分のブログができて、うきうき♪のかっぱです。
たとえ、旦那に「暇人」、「誰も見ないよ」と言われても、
そして本当に訪問者が誰一人として居なくても、
やっぱりなんだかうきうきしてしまうのは、かっぱだから?

さて、今日のお題は巷で話題の「ダ・ヴィンチ・コード」。
先週の土曜日、話題性に惹かれて行ってまいりました。
いつもはぱらぱらとしか客の居ない映画館でも、
さすがにこの日は結構な観客数でした。

感想は、「ふつうに楽しめる映画」といったところでしょうか。
酷評されてるほどひどくもないし(原作読んでないからそう思えるのかも)、
そんなに絶賛するほどでもない。
そんなところです。

でも、読書好きな人には原作の方が楽しめると思います。
私は映画の後で、原作が気になって読み始めましたが、
ストーリーのあらすじを知ってしまったので、
「謎解き」のわくわく感がありません。
ただ、私は横文字の名前に弱いので、映画のお陰で、
登場人物とかを混乱せずに読めてます。

でも、映画でも一番気になってた「シラス」という男。
原作読んだらますます哀れになってきました。
教会とかって、下の人間は結局利用されてるだけのような。。
ソフィーが飛行機の中でシラスに詰め寄った場面が一番心に残っています。
自分の信じてるものを疑ってみる目って必要だよな、と思います。

最後に、私はキリストを「神」自身だとする考え方が
どうしても理解できないです。
キリストも私たちもみ~んな「神の子」でだめなのかしら??