かりめろのゆったりのんびりライフ

主婦兼ライターのかりめろです♪中村吉右衛門さん、パーヴォ・ヤルヴィさんが好きです。お気軽にお立ち寄りくださいね。

ネイルにいって春気分♪

2017-04-08 | ファッション

 

ややモデルに難ありですが(笑)

春のネイルアートをたのしんでみました♪

ご自分でネイル(ジェル)をされる方もたくさんおられると思いますが、

わたしは不器用なので、ネイルサロンでお願いしています

そのうち、自分でもできるようになりたいですね

 

でも、このデザインはちょっと気に入っています

ネイルサロンのスタッフの方が考案したデザインで、

特に薬指のお花模様がかわいらしいですよね

たのしくいろいろお話をしていて、

会社勤め時代の苦労話(というほどでもないんですが^^)を

していたら、ネイルサロンのスタッフの方に

「感動しました」といわれてビックリ

 

会社勤めをしている間は、ただただ目の前の仕事を

必死にこなしていくのが精一杯でしたし、

ネイルもせず、ほとんどお化粧もしたことがなく(事実上すっぴんでした^^)

髪を振り乱して働いておりましたので、

いまふりかえってみると、

よくがんばったなぁ~と思うことしきりです

 

いまはそういう意味で、ネイルを楽しめるような年代になって

ほんとうにありがたいですね

 

いろいろネイルデザインもくふうして、

女子力をアップさせつつ、

オシャレもたのしみたいですね

 

 


「演劇界」5月号、特集は、きっちーさまインタビューと「伊賀越道中双六」です!

2017-04-08 | 
演劇界 2017年 05 月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
小学館

ただいま絶賛発売中の「演劇界」(歌舞伎界のことならなんでもわかる専門誌です!)5月号は、

特集が、先月国立劇場で好評を博した、 「伊賀越道中双六」です

しかも巻頭インタビューは吉右衛門さん(きっちーさま)

インタビューア―は、「二代目」でおなじみの小玉祥子さん。

充実したインタビューで、大変読みごたえがあります

 

きっちーさまが「岡崎」をずっと若いころから演じたいとおもっていたことや、

1月歌舞伎座の「沼津」への思いなども語っておられ、

「伊賀越~」の世界が、いろいろな方に演じてもらえることを

希望されています(^^)

 

また、渡辺保先生と、吉田弥生先生が、「伊賀越」の世界についての

懇切丁寧かつ鋭い視点で解説をされており、

チーム吉右衛門のみなさん(歌六さん、又五郎さん、雀右衛門さん、

菊之助さん、錦之助さん、東蔵さんら)の芸談もあり、

大変すばらしい内容です

 

「伊賀越」の舞台をご覧になった方も、

またご覧になれなかった方も、

ぜひぜひ、ご一読いただいて、

この春の話題作を堪能いただきたいと思います

 

また、そのほかにも歌舞伎座、演舞場などのグラビア・劇評も充実しているので

読み応えが満載です

ぜひぜひ「演劇界」5月号、要チェックです

 

 

 

 


「戦後歌舞伎の精神史」の表紙がきっちーさまです♪

2017-04-08 | 

戦後歌舞伎の精神史

 

渡辺 保
講談社

すでにご存じの方も多いと思いますが、

ただいま、絶賛発売中の、「戦後歌舞伎の精神史」(渡辺保先生の最新刊です)の表紙が、

なんときっちーさまです

しかも「熊谷陣屋」の熊谷直実!

すばらしい絵姿ですね

内容は、ちょっと難しいのですが、

戦後70年を通して、演劇評論の第一人者でいらっしゃる渡辺保先生が、

歌舞伎役者をひとつの大きな「家族」ととらえ、六代にわたっての

戦後の歌舞伎役者論を展開していく、大作です。

六代というのは、

「祖父の時代(七代目幸四郎、六代目菊五郎、初代吉右衛門などなど)」

「父の時代(十一代目團十郎、白鸚、二代目松緑、十七代目勘三郎、六代目歌右衛門、七代目梅幸などなど)」

「叔父の時代(四代目雀右衛門、七代目芝翫、藤十郎、富十郎、田之助)」

「子の時代(きっちーさま、猿翁、團十郎、菊五郎、幸四郎、仁左衛門、玉三郎、梅玉、魁春)」

「孫の時代(十八代目勘三郎、三津五郎、芝翫、時蔵、福助、雀右衛門)」

「曽孫の時代(松緑、染五郎、猿之助、海老蔵、勘九郎、菊之助、七之助など)」

といったあたりの役者さんたちになります。

 

きっちーさまに関しては、大変すぐれた評論をされており、

一部抜粋しますと、「古典劇としての歌舞伎の成立」と題して、

「歌舞伎を古典劇として現代演劇の一つのジャンルとして成立させるものであった。

(中略)それは吉右衛門がテキストを読みぬいて、そのドラマの本質に及んだからであり、

同時に現代を一人の人間として生きていたからである。」とあります。

また、きっちーさまが追求されている「型」の神髄についてもふれており、

「テキストとともに伝統的な演出___『型』の深層にひそんでいるものを発掘することであり、

『型』が要求している身体があってはじめて可能になることであった。」と

絶賛されておられます。

 

きっちーさまだけでなく、

戦後の歌舞伎のありようと、渡辺先生の現代歌舞伎に対するひとつの問題提起でもあり、

畢生の大作でもあります。

ぜひたくさんの方にご高覧いただいて、

歌舞伎の世界における、きっちーさまの位置づけや、

きっちーさまに期待されていることを

感じていただければと思います