雪の朝って
なんて静かなんだろう…
植物も沈黙したまま
じっと春を待っているんだね…
冬枯れのウィンターコスモスが
雪化粧をしていました
雪の冠を乗せてなかったら
その存在すら忘れてしまうところでした
立春の庭の
春の訪れはまだ遠い…
2月4日
すっかり雪化粧した朝の庭で
気が付いたら夢中で写真を撮っていました
日本の各地は大雪で大変なことになってるようですが
先週、1日と3日に関東に降った雪は
4日の午後にはほとんど消えてしまいました…
ほんの一時だけしか見ることの出来ない
儚い景色だから
ずっと心に残しておきたい…
向かいの家の屋根に積もった雪が
まるで幾何学模様を描いているようでした
この屋根瓦を見ると
福田平八郎の『雨』という日本画が頭に浮かんで来ます
何気ない日常の光景を
斬新な視線で切り取った抽象的な作品が好きで
そんな彼の世界を写真で表現出来たらいいなと思っていましたが…
やっぱり、難しいですね
真っ白い翼が美しい
去年の12月のある日
いつもの公園を散歩中
水辺で懸命に小魚を探しているコサギに出会いました
真冬の淋しい風景の中
野鳥たちの姿を見ていると心が和みますね