犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

おてんばのおもいで。

2012年01月07日 | おせわがかり日誌


おれこ「わうわうわう、ばんびだったころなのよ」


病気と知らなかった頃、散歩が大好きなおれこのために、大きな公園へよく行った。

当時は、元気そのものに見えたので、おれこの好きなようにさせていたのであるが、今思えば、冷や汗ものである。



初めてA公園へ連れて行ったとき、おれこはテンションがあがってしまい、バンビさながらのジャンプをした。

夫と一緒にかけずりまわり、あとからついてきた私のほうへ、文字通り「飛んで」きたのであるが、

そのときのジャンプのすごさときたら、なかった。

おれこは、私のもとへ来るために、小さな小川のあとを飛び越えてきたのであるが、

まるでスローモーションのように感じられる、滞空期間の長いジャンプだった。(夫もそういっている)

ふわり、と浮かんで、ふわふわふわふわ、すとん、と落ちた、というような感じ。(これじゃわかんないか)



そのあとも、バック転のような格好で、『ジャンプしたけど、踏み切り点に戻る』、

みたいなことになったりして、おれこったら、本当にバンビみたいねーとかいっていたのであるが、

この子は心臓に爆弾を抱えていたのであった。



知らないというのは、しあわせである一方で、つくづく恐ろしいことだ。

おれこの手術(避妊+マイクロチップ挿入)の相談で、今週末お医者さんに行こうかと思っている。

当日、検査をしてから、異常が発見されなければ、できるかもしれない。



専門医の意見を聞きながらなので、いろいろ複雑だ。

進んだらミグノンさんに報告せねばね。