オレコちゃん、河原にお散歩にいったら、ダニーがついてきた。
そう。だに。だにでござるよ。
しきりに耳をぱたぱたさせるので何?と思ってみたら、顔に粟粒より小さな黒い点。
それが無数にあって、ぎゃーとなって、お風呂にかつぎこんで、熱血シャンプー。
ごしごし洗ってお湯で流して、ていねいにタオルドライして・・・まだいるー!
朝マックしたくてお散歩は車で行った。だからちょっと遠い河原へ行ったのだ。
行きしなに近所にできた新しい動物病院をみつけて「いいね」って話していたけど、まさかこんな早くお世話になるとは。
診療時間確認して飛んで出て行った。(オレコはまたお散歩だーって大喜び。)
以前から「やろうかなどうしようかな」と迷っていたフロントラインプラスをついにしてもらうことにした。
ネットでも売ってるけど、最初はやっぱり心配だし、ネットで届く前におれこがダニに吸い尽くされちゃう。
家がダニの温床になっても困るしな~。
こんな粟粒みたいに小さな体のくせに満腹になると小豆大くらいになるっていうから気持ちわるい。
しかもどんどん繁殖するっていうし、もう、半狂乱ですよ。
大橋歩さんの大好きだるまーを読んでいたからもしかしたらうちもいつか、って思ってたけど、実際そうなってみたら、そりゃーいやなもんだった。
先生によれば「ダニは梅雨時と今頃が一番いるんです。夏よりも」とのこと。
「やぶの中で犬の来るのを待ち構えているんですよ。来月もしておいたほうがいいと思います」
とのこと。測ったらオレコは体重が13.5キロだったので、10キロ~20キロ用のを使うことになった。
首の後ろに液剤を流し込む。皮膚に吸いこませて、毛孔から分泌物と一緒に撃退パワーが出るそうな。
しかもフロントラインはダニだけなんだけど、フロントラインプラスならたまごもやっつける。たのもしい奴なんです。
なんかちょっと癖のあるにおいがするし、つけるのを嫌がる子もいるというんだけど、おれこはなすがままだった。
楽しい気分でお散歩してたらいきなり病院だったので、診察台にのってか、らしっぽがくるりん、と内巻きに。ごめんよ。
心臓を見てもらったら(セカンドオピニオンだね)、御蔭さまで経過は良好のようで、治療は今のところ必要ないとのこと。
今後はできるだけストレスをためずに、心臓に負担をかけず、健康的に暮らせば、発症しないかもしれない。
だからフロントラインプラスも心配だったのだが、ダニのあまりの威力に負けた。
副作用もいろいろあるみたいなんだけど、それでも使い続けるというのは、効果は絶大なわけだ。
オレコもやはりその夜は発熱し、フィラリアのお薬のときより高い熱となり、本人も苦しそうで心配したが、少しずつ回復した。
(一晩寝たらすっかり元気になった。)
その晩は飼い主家族は交代でピンセット(本来は水槽アクアリウム専用)を使い、動いてるダニをつかまえて、
つぶすと卵が飛び散るっていうので、水さしに水を張ってその中にとったダニを入れて、それでも生命力の強い奴は、
水差しのふちに這い上がってくるので、時折ベランダの水道に捨てに(流しに)いった、というのをずっと気が済むまでやっていた。
あまりにダニ退治に忙しかったので、サチコさんから「ありがとう」のツイートをもらっていたのに返事ができなかった。
フロントラインプラスの効果は翌朝にはもうあらわれていて、オレコの体には生きたダニはもういなかった。
熱が高かった時、たぶん、皮膚から取り込まれた物質がからだを通り毛孔から出てくるときに、刺激になったのか、
口の下の牛みたいなところ、普段は特に毛穴も目立たないのだが、そこが、ほんとの牛みたいに毛孔部分が突起してた。
ちょっと気持ち悪かったし、こんな風になっちゃうんだったら、体に負担大きいのかもな、と思ったのだけど、
ダニの弊害やそれが原因での病気のことを考えると、どっこいどっこいだと思った。やったほうがいいと思った。
来月やるとしたら、病院へ行くか、ネットで買うか、迷っている。
ネットは安いんだけど、3個からなんだよね。1個使って、2個余って、次の年の梅雨時期に使うのなんだかいやだなあ。
今回の病院は初診代が1200円、フロントラインプラス自体は1800円。
年末か年始にワクチンと狂犬病注射があるからそれはかかりつけでやることにして、
フロントラインプラスは今回の先生にお願いしようかな。
来年はちゃんと春になったら8個入りを購入して、毎月つけてあげよう。
フィラリア予防も早めにいこう。
それにしてもダニ。大嫌いだぜダニ。
梅雨時も夏も大丈夫だったのに秋になったとたんダニがついて本当にびっくりした。
去年オレコがやってきたのは10月末だったからまだこの季節は経験してないので仕方ないのかな。