犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

資生堂の変化に乾杯。

2013年03月09日 | おせわがかり日誌
まあ、ちょっと、これを読んでみてください。


動物実験廃止で資生堂を動かした女性たち

資生堂が2013年2月28日、

「化粧品の動物実験を2013年4月から原則廃止する」と発表した。

実はその影には、18年間にわたって、

資生堂など日本の大手化粧品メーカーに働きかけてきた市民運動の存在があった。

・・・略・・・

例えば米国では、

1989年にレブロンとエイボンが動物実験を廃止するなど、

実は20年以上前から、米国や欧州ではこの問題が大きな社会問題になっていた。

化粧品やシャンプー開発の動物実験では、主にウサギが使われ、

実験台に頭部を固定されたウサギの目に試薬がたらされる。

実験が終わると、そのウサギたちは殺される。

これに強く抗議したのは、米国や欧州の女性たちだった。

「自分たちの『美の追求』のために、動物たちが殺されるのは我慢できない」。

そんな声が各国で上がった。

http://www.alterna.co.jp/10653


化粧品もなんですけどさ、

ストレスの研究とかで定期的に殴られ続ける犬もいるらしい。

心理学的変化を調べるためにだって。

多分、そんなことすんのは、戦争のためだと思うけどさ。

戦争になったら、捕虜になったら、などなどなど・・・。

「学術的データ」がほしいんだと思うけどさ。

・・・小型犬なんだよね。けがしてたね。許せないと思ったね。

目はおびえてるのに、人間に助けてほしいと思ってる。

一日中、タバコの煙を吸わされ続けるビーグルもいる。

(上の2件は検索すれば写真がすぐみつかると思う見たくないだろうけど。

ツイッター上ではさ、犬を虐待している様子の写真(こいつら許せんていうことで)を掲載する人もいるし。

悪趣味だよね。本当にいやだよね。そんな奴らはみんなまとめて北極に送ってしまえ~)

あのね、犬って、タバコ嫌いなんだよ、たいていの子は。

猫も鳥もそう。

みんな苦しそうにげほげほいってるの。

それをさ、無理やりにずっと吸わせるんですよ。

24時間体制で。一体なんのために?

人間のためにですよ。

学術的データとるのって、残酷なんですね。

ありえないわ、動物実験。



実際、顔面大やけどしている猫、足が折れてぷらぷらしている犬、

虐待された動物はこれまでたくさん見てきたけど、やっぱりいやだ。

うちの犬も昔だいぶ虐待されていたみたいで、いまだに、

私たちの手が背中や頭に触れるとき、びくん!ってなるんですよ。

「たたかないよね?」

って、じっと見て、目が聞くんですよ。

ものすごく、心許してくれているのに、体が覚えてるんだよね。

だから怖いんだよね。



資生堂という日本の大きな影響力を持つ企業が、

やめましょう、って、決めてくれたことはとても大きいと思う。

化粧品類だけでなく、洗剤やら、薬やら、そのほかの分野でもなくなってくれるといいんだけど。

国際化国際化、グローバルグローバルいうてるわりに、日本は意識改革が遅れていると思うの。

日本が目指すグローバルな国際社会からは、20~30年遅れていると思う。



ちょっと違うけど、洗剤などの原料になるパームヤシの産地でも、

今大変なこと(環境破壊による周辺住民の病気など)が起こっていて、

それも、日本の企業の責任が大きい、と現地では叫ばれているのに、国内では話題にもならない。

なぜって、テレビも雑誌もスポンサーの悪口は言えないでしょ。

なんとかならないだろうかね。この負のスパイラル。


変化って、あきらめることでもあるんだと思うんだ。

これまでのやり方を変えましょうっていうのは、今までのやり方をやめましょう、っていうことでしょ。

でもあきらめることで見える道や光もあると思うんだよ。


尿酸値が高いからビールやめて赤ワインにしたら、

ポリフェノールいっぱいとれて、痛風にもならず、長生きできました。

とかさ。

あきらめることって悲しいつらいだけではなくて、次への一歩だと思うよ。

大好きだったあの人に誰か別の大事な人ができてお別れしてつらいつらいつらい。

でも、あきらめて、前を向いて歩こうとしたら、あっちにもこっちにも、

素敵な人がいっぱいいて、いろんな人のいいところがいっぱい見えて、

もう一回り成長して、最終的には元恋人とは比べ物にならないくらい、

自分を幸せにしてくれる誰かと出会う、っていう、こともあるよねー。

少なくともストーカーになって社会に迷惑かけることはないわけだ。

あきらめるって、悪いことじゃないよ。

まあ、結構最近知ったんですけどさ。

長く生きてきて。

でも、まあ、ばあさんになる前に気がつくことができて、よかったよ。