通り過ぎた季節
≪青葉の季節より『風薫る・・恋』から~≫
<梅 雨>
ふっ・・・と思う
あの想いは何だったのかと
もしかして、・・錯覚?
それとも愛したいという
妄想が一人歩きをしていたのだろうか
でも、確かに、あのときは恋に心を燃やし
切なく激しい想いに駆られていた
冷静になって考えると
魔のときに足を踏み入れる寸前だったのかもしれない
踏み止まることができたのは
やはり君のおかげ
君の口癖を想い出す
「きみを、これほど愛する人はいないよ
きみを誰よりも愛している
これ以上、きみを愛する人は現れない
それほど、きみを愛している・・」
君に愛された記憶が甦る
抱きしめられた腕の感触が甦る
君の声を想い出す
雨が降っている
季節がひとつ
通り過ぎていく
≪青葉の季節より『風薫る・・恋』から~≫
<梅 雨>
ふっ・・・と思う
あの想いは何だったのかと
もしかして、・・錯覚?
それとも愛したいという
妄想が一人歩きをしていたのだろうか
でも、確かに、あのときは恋に心を燃やし
切なく激しい想いに駆られていた
冷静になって考えると
魔のときに足を踏み入れる寸前だったのかもしれない
踏み止まることができたのは
やはり君のおかげ
君の口癖を想い出す
「きみを、これほど愛する人はいないよ
きみを誰よりも愛している
これ以上、きみを愛する人は現れない
それほど、きみを愛している・・」
君に愛された記憶が甦る
抱きしめられた腕の感触が甦る
君の声を想い出す
雨が降っている
季節がひとつ
通り過ぎていく