青い湖と桜貝の歌 ~☆羽生結弦さん応援ブログ☆~

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通り過ぎた季節

2009年06月14日 14時35分04秒 | 
通り過ぎた季節
≪青葉の季節より『風薫る・・恋』から~≫



<梅 雨>




ふっ・・・と思う

あの想いは何だったのかと



もしかして、・・錯覚?

それとも愛したいという

妄想が一人歩きをしていたのだろうか



でも、確かに、あのときは恋に心を燃やし

切なく激しい想いに駆られていた



冷静になって考えると

魔のときに足を踏み入れる寸前だったのかもしれない



踏み止まることができたのは

やはり君のおかげ



君の口癖を想い出す




「きみを、これほど愛する人はいないよ
 
きみを誰よりも愛している

これ以上、きみを愛する人は現れない

それほど、きみを愛している・・」






君に愛された記憶が甦る

抱きしめられた腕の感触が甦る




君の声を想い出す




雨が降っている

季節がひとつ

 
通り過ぎていく