水辺の旅人 きまぐれブログ

ネイチャーフォトを楽しみ、追求するブログ

水辺の鳥たち

2022-09-08 17:00:47 | 野鳥

シギたちは元気に活動しているだろうかと、水田地帯に行ってみました。

休耕田では、コチドリとトウネンが、せっせと餌を捕っていました。

そこに一人の先客がおられたのですが、「あの畦にいるのはアジサシでは。」と言われたので、カメラを覗くと、なんとほんとうにアジサシでした。やがて飛び立ち、水田のあちこちで餌を捕るところが撮れました。

すぐ近くの宇治川の水門のあたりで飛ぶコアジサシを見たことがあるのですが、これだけじっくり撮れたのは初めてでした。さらに、その方から、セイタカシギは少し離れたところにいると聞き、行ってみました。セイタカシギは四羽いて、しきりに餌を捕っていました。

満足のいく一日でした。

 


カイツブリの成長は

2022-09-06 08:07:50 | 野鳥

西山の麓の蓮池のカイツブリたちの成長は順調のようですが、最近少し気にかかることに気づきました。

ここでは、四個の卵が生まれ、そのうち三羽が育ちました。ひとつの卵は少し遅れて孵ったのですが、数日すると三羽しか確認できなくなったのです。その三羽は、比較的順調に育っていきました。そして、独り立ちにむけていろんな力をつけていったようです。しかし、ここにきて二羽はもう自分て餌を捕り、池を自由に泳いであちこちに行くようになったようですが、一羽はまだ親鳥に餌をねだることが多いことが少し気になっています。親鳥は自分で捕りなさいと突き放す時もあるのですが、やっぱり気になるのか、給餌をすることも多くあります。一時間ほど見ていましたが、親鳥も気になるのか、続けて何度も給餌をする場面もありました。もうずいぶん大きくなっているので、大丈夫だと思うのですが。

続けて給餌をしたとき、近くで何度もやっていましたので、それをじっくり撮ることができました。

この給餌の間、ほかの二羽は見られませんでしたから、もう独り立ちしたのかもしれません。この一羽もはやく独り立ちできるよう成長をしてほしいものです。

 


若鳥の巣立ち

2022-09-05 10:41:14 | 野鳥

春から初夏にかけて、多くの鳥たちの繁殖期があります。ですから、夏にかけてあちこちでヒナや若鳥との出会いがあります。わたしの地域でも、多く見かけます。とりわけ、若鳥が餌を採っている場面を見ると、自立していく力をつけたことがわかり、これからも元気でと思います。

カイツブリも、ヒナが餌を捕る場面を見ることができます。

また、水辺ではセキレイなどが見られ、草原ではムクドリも見かけます。

田園地帯などでは、ヒバリも見られます。

熟し始めた木の実に、ヒヨドリの幼鳥が来ていました。

多くの鳥たちが元気に育ち、活動していくことを願います。


花が動く

2022-09-04 12:52:35 | 植物

植物は自ら動くことは、原則としてありません。特異な性質などがない限り。しかし、何かに動かされることはあります。自分の意志ではないのですが、自然のしくみのなかではそれが自らの意思を持っているように感じられる時があります。

風によって、桜や枝垂れ梅の花びらが散る場面に出会うと、こころが動き、ついシャッターを切ります。しかし、納得する写真は撮れたことがありません。

以前、ネイチャーフォトとして、桜の花びらなどが水の流れにのって動くことを被写体として撮ることが「流行った」ことがあります。「流行った」というのは今はあまり見られないので、わたしにはそう思えるということなのですが。そんなことはいくつかあるように思います。例えば、サルたちが温泉につかっている場面とか、眠る体制にありながら目を開けている鳥たちの場面とかですが、それは被写体の感情などを的確に表現することができるからでしょうし、わたしも否定的に「流行る」のが軽薄だとかいうつもりではありません。そういう場面を最初にとらえられた感性はすごいなと思います。

鳥を撮りに谷の川へ行った時に、川のたまりに多くの桜の花びらが浮いているのを見つけました。これが流れていたらと思いましたが、よく見ると少しずつ動いているところがありました。ひょっとしてと思い、スローシャッターで撮ってみたところ、少し動きが撮れたようでした。

このようなものがどのように評価されるのかわかりませんが、動かないものが風や水の流れによって動くことは、日常的な視点が変わり、なにか違うものが感じられるとしたら、それはそれで面白いと思います。

 


カイツブリたち

2022-09-02 12:53:03 | 野鳥

蓮池のカイツブリたちは、どんどん成長しています。今朝は、それぞれが餌を採っていたようで、ばらばらにいました。そして、一羽のヒナが親鳥のもとにやってきてあまえるようなしぐさをしましたが、親鳥は反応せず、すぐ離れていきました。

しかし、しばらくしてハスの葉の陰で餌をやっていました。見ると、大きなトンボのようでしたが、少し前には食べるのに苦労していましたが、今朝はなんなく食べてしまいました。

自立するのももう近いのでしょうか。

そして、少し経つとそれぞれに向こうの木の陰に入っていきました。