ガンバ大阪育成普及部長の上野山信行さんが「飛躍を支える」というシリーズで育成について語っています。初回に引き続き,第2回目の紹介です。
曰く
「ガンバユースでは自由や個性を大切にしている。基礎さえできていれば,悪い癖は直さない。良さが悪さをカバーできてこそ,いい選手だ。
自主的な練習には何も口出ししない。サッカーで大切な独創性は,遊びのような練習で生まれるからだ。」
続けて,曰く
「日本は社会や文化的背景からか,子供の自由な発想を大人が許さない傾向がある。子供が曲がるボールをけった時に『生意気』『10年早い』と,なぜか年齢を指摘する。でも,海外では相手をおちょくろうとか,ちょっと遊んでやろうという発想を若いころから大切にしている。僕らもそういう面を極力OKにする。」
さらに続けて,曰く
「日本代表の安田理大は…。
彼の前向きさは,自分勝手に映る。でも,それもいいと思っている。わがままもポジティブに考えれば個性だ。時々『規則を守れ』と注意することはあったけど,僕らも100%は求めなかった。
指導する内容も個人の特長,性格によって変わる。
宮本恒靖は…。
稲本純一は…。」
最後に,曰く
「『伸びる練習』の方が,選手も楽しい。中学までは基礎,高校からは細部を伸ばすことを中心にしている。」
規律を重視してきた自分の子育てを振り返ると,身につまされる話です。もちろん規律も大事なはずであり,要は自主性・個性とのバランスということでしょうか。
曰く
「ガンバユースでは自由や個性を大切にしている。基礎さえできていれば,悪い癖は直さない。良さが悪さをカバーできてこそ,いい選手だ。
自主的な練習には何も口出ししない。サッカーで大切な独創性は,遊びのような練習で生まれるからだ。」
続けて,曰く
「日本は社会や文化的背景からか,子供の自由な発想を大人が許さない傾向がある。子供が曲がるボールをけった時に『生意気』『10年早い』と,なぜか年齢を指摘する。でも,海外では相手をおちょくろうとか,ちょっと遊んでやろうという発想を若いころから大切にしている。僕らもそういう面を極力OKにする。」
さらに続けて,曰く
「日本代表の安田理大は…。
彼の前向きさは,自分勝手に映る。でも,それもいいと思っている。わがままもポジティブに考えれば個性だ。時々『規則を守れ』と注意することはあったけど,僕らも100%は求めなかった。
指導する内容も個人の特長,性格によって変わる。
宮本恒靖は…。
稲本純一は…。」
最後に,曰く
「『伸びる練習』の方が,選手も楽しい。中学までは基礎,高校からは細部を伸ばすことを中心にしている。」
規律を重視してきた自分の子育てを振り返ると,身につまされる話です。もちろん規律も大事なはずであり,要は自主性・個性とのバランスということでしょうか。