盗聴被害で人生がうまく行かなくなる。
もちろん、普通に生きる優良な人のことだ。
何から何まで盗聴され、先回りして邪魔をされるのだから。
例えば、誰かに会う約束を事前に知られ、行く予定の映画館や食事処に待ち伏せされ、奇妙にデートの相手を誘惑されて連絡方法を渡されて奪われたり、(奪われる男の方が気持ち悪いけれども…奪ってくれてありがとうと言いたいくらいだ)何かの集まりで、場所や時間をずらされたり、事前にそっくりさんを作られ(集められ)て、そっくりさんとの会合になり、本物の会合にはそっくりさんが自分の代わりに出席するのだから、とてもひどいすり替えが起きる。
身内の会合でもいえる。
全くの他人の葬式に出席させられたり、死んだと思わされて、会うことがなくなったり、逆に生きていると思わされて、偽物と連絡を取り合ったり、ありえないほどつまらない人生が繰り広げられるのだ。
すり替えてペテンで遊んでいる連中は、おもしろいかもしれないけど、会いたい人や親族すら赤の他人となっていたら、どれほど辛いことが起きるか?
盗聴被害者は、盗聴されておもしろくないのが現実だ。
地面師スパイ連中による盗聴なりすまし劇場で、あらゆる人生の場面を破壊されるのだ。